アウディが電動車を30車種に拡大、25モデルはフルEVに 2025年までに

アウディ e-tron スポーツバック
アウディ e-tron スポーツバック全 12 枚

アウディは1月22日、2025年までに電動モデルを約30車種に拡大し、そのうち約25モデルをフルEVにする、と発表した。

写真:アウディの電動モデル

アウディは、電動化戦略を加速している。すでに、欧州市場における新世代プラグインハイブリッド車(PHV)のラインナップを、合計9車種に拡大している。

すでに欧州では、『A6』、『A7スポーツバック』、『A8』、『Q7』、『Q8』にPHVをラインナップした。新型『A3スポーツバック』に続いて、新型『Q3』と新型Q3から派生したSUVクーペの『Q3スポーツバック』、改良新型『Q5』にも、PHVが欧州で設定され、欧州市場におけるPHVラインナップが、合計9車種に拡大した。9車種のPHVすべてのグレード名に、新世代PHVを意味する「TFSI e」が付される。

アウディは2021~25年の5年間に、電動化を含めた研究開発などに、約350億ユーロを投資する。投資総額の約350億ユーロの中で、とくに将来の車両プロジェクトへの投資が重視される。全投資額の半分に相当する約170億ユーロは、将来の技術だけに投資される予定。また、この投資のうち、約150億ユーロを電動化に充当する計画だ。

電動車向けプラットフォームの開発は、ポルシェと共同で「プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック(PPE)」を開発している。同時にアウディは、電動車向けモジュラープラットフォーム「MEB」に関して、フォルクスワーゲングループのテクノロジーを導入していく。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 万能のメルセデスベンツ『ウニモグ』、史上最も豪華なコンセプトカー登場…『Gクラス』の上を行く
  2. ヒョンデの高級車ジェネシス、『G90ウィングバックコンセプト』世界初公開…全長5.1m超の大型ワゴン
  3. メルセデスベンツ、改良新型『Sクラス』をプレビュー…レベル4の自動運転が可能に
  4. ルノー『トゥインゴ』新型、欧州価格は約360万円から…フランスでは補助金適用で約320万円から
  5. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る