VW、ID.シリーズを2022年に日本市場投入へ…ゴルフ次期型はマイルドハイブリッドに

フォルクスワーゲン ID.3
フォルクスワーゲン ID.3全 5 枚

フォルクスワーゲン(VW)グループジャパンのティル・シェア社長は2月9日に行ったオンライン会見で新型電気自動車(EV)『ID. シリーズ』を2022年に日本市場に導入する計画を明らかにした。

【画像全5枚】

シェア社長は「日本では2022年にID. シリーズを導入する」とした上で、「まず2021年は(次期型)『ゴルフ』のマイルドハイブリッドから初めて、年末までにはラインアップに新たなプラグインハイブリッドモデルを加える。来年にはIDの導入ということで、これがVWの次世代の電動化ラインアップになる」と述べた。

このうち日本に導入するIDシリーズのモデルに関しては「やはり日本にあったものとなるとコンパクトなモデルが主流になっていくと思う。日本の交通状況に合わせて取り回しのしやすいモデルにフォーカスしたい」と説明した。

VWジャパンは同日、次期型ゴルフの先行受注を開始。日本導入モデルとしては排気量1リットルのマイルドハイブリッド搭載の『eTSI Active」、1.5リットルのマイルドハイブリッド搭載の『同Style』および『同R-Line』の3グレード展開となることを合わせて発表した。

シェア社長は次期型ゴルフについて「新しいユーザーフレンドリーなデジタルコックピットを備えるほか、強化された運転支援システムが搭載されており、安全性および快適性がさらに高まる。新たな側面を持ちながらも、真のゴルフであることは変わらない。すなわちすべての人に最もフィットするクルマである」と評価した。なお、価格など詳細は明らかにしていないが、発売は2021年央を予定しているという。

このほか『ティグアン』、『パサート』の各改良モデルを2021年前半に、『アルテオン』の改良型は2021年中に導入することも公表した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
  3. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、最高の安全性評価…ASEAN NCAP
  4. サイドミラーの死角を減らせる補助ミラーは、アナログとデジタル、どっちが買い?[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る