小豆島を自由にめぐる観光プログラム、実証実験へ…軽トラなど

小豆島
小豆島全 5 枚

JR西日本コミュニケーションズ、小豆島ブランド推進委員会、AKINDは2月8日、伊豆島各港からモビリティ車両を観光客に貸し出し、島全域を自由に横断・観光してもらう観光プログラムの実証実験を2月13日から2月28日に実施すると発表した。

新しい観光プログラムの実証実験は、小豆島観光資源を最大活用化する事業「#VANLIFE(バンライフ)」の一環として体験モニター向けに実施する。

実証実験では、モニター向けに貸し出す車両は、軽トラックタイプ、ワンボックスタイプ、軽自動車タイプの3種類、合計4台配備する予定で、島内の観光・商業スポットを自由に巡ってもらう。車両に関してはダイハツ工業がサポートする。

モビリティ車両での体験はレンタカーでの移動とは異なり、既存の交通手段ではアクセスできなかった景観スポットや製造現場へのアプローチを容易にするとしている。

また、モビリティ車両で訪れた山頂で夜空を眺めながら寝転がる体験や、漁場に乗り付けて車の荷台から楽しむ釣り体験など、小豆島の「景観スポットに滞在して楽しむユニークな体験」を創出する。

実証実験を通じて、新しい観光コンテンツの魅力度アップを図るとともに、小豆島への来島者、滞在時間、日数を増加させ、島内の宿泊事業者や飲食店と連携しながら島内全域の小売、製造、観光それぞれの収益増を目指す。

モビリティによる旅行様式は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染などのリスクを抑えるほか、車での移動によって観光資源への細かいアプローチを可能にする。

《レスポンス編集部》

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