レクサス IS、ゲーマー専用にカスタマイズ…車内に大型モニターやコントローラー

開発のテーマは「究極のゲームスペース」

小雨の夜に東京のダウンタウンをドライブしているような感覚に

3Dプリントによるゲームコントローラー

レクサス IS 改良新型ベースの「ゲーマーズ IS」
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レクサスの米国部門は2月18日、『ゲーマーズ IS』(Lexus Gamers IS)をデジタルワールドプレミアした。

開発のテーマは「究極のゲームスペース」

ゲーマーズISは、レクサスとゲーム動画配信サービスの「Twitchコミュニティ」との協力で誕生したワンオフモデルだ。最新の改良新型『IS』をベースに、車内で本格ゲームが楽しめるカスタマイズモデルを提案している。開発のテーマは、「究極のゲームスペース」だ。

レクサスとTwitchコミュニティは、ゲーマーズISの開発にあたって、Twitchコミュニティを通じて、ファン投票を実施した。このファン投票には55万4000人以上が参加し、外装やインテリア、ゲームのコントローラーなど、レクサスISのカスタマイズの方向性を人気投票で決定した。

その後、レクサスは専門家と協力して、レクサスISのカスタマイズに取り組んだ。このプロジェクトには、デザイナー、3Dモデラー、電気や構造エンジニア、金属加工業者、職人、アーティスト、コンピューター技術者など、20人が参加した。そのほとんどはゲーマー。最初のコンセプトの設計から実車の公開まで、5か月の期間を要した。

小雨の夜に東京のダウンタウンをドライブしているような感覚に

ゲーマーズISは、改良新型レクサスIS の「350 F SPORT」がベースだ。エクステリアは、Twitch人気投票で48%が選んだステルスデザインのビニールラップでカスタマイズされた。

インテリアには、Twitchの人気投票で55%の支持を得て、日本のポップアートを反映させた「ネオン東京」スタイルを選択した。室内のルーフには、樹脂製の雨滴が透明アクリルに埋め込まれた。RGB LEDをバックライトに使うことにより、小雨の夜に東京のダウンタウンをドライブしているような感覚が得られるという。後席の後ろにあるLEDパネルは、プログラム可能なコンテンツをリアウィンドウに投影し、アニメーションの背景を作成する。ウィンドウはゲームをプレイする時に、ダーク化してキャビンを暗くすることもできる。

トランクの専用ケース内には、MSI Gaming GeForce GPU + AMDCPUを搭載した特注のゲーミングPCが、設置されている。プログラム可能なRGBLEDの照明で強調された。フォグマシンと自動RGBレーザーも設置されている。

3Dプリントによるゲームコントローラー

助手席側には、シートに触覚フィードバックを備えたゲームシステムが組み込まれた。高解像度の大型モニターが搭載される。Twitchの人気投票では、全体の64%がフラットモニターよりもカーブモニターを選択した。このシステムには、格納式のキーボードとマウス、独自の3Dプリントによるゲームコントローラーを備えている。Twitchの人気投票では、全体の42%が、コントローラーにサイバーデザインを選んだ。メタリックスペースグレーとネオンアクセントが特長だ。

また、Twitchの人気投票で全体の61%が選んだ6ドリンクのセンターコンソールクーラーが装備された。コミュニティが選択した「ゲームの燃料」はコーヒードリンク。すべての電子機器とプログラム可能な照明を含め、車両全体の配線がカスタム加工で取り付けられている。

なお、ベース車両の改良新型レクサスIS の350 F SPORTには、「2GR-FKS」型3.5リットルV型6気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載する。最大出力は311hp/6600rpm、最大トルクは38.7kgm/4800rpmを引き出す。トランスミッションはRWD(2WD)には8速AT、4WDには6速ATを組み合わせている。RWDの場合、0~96km/h加速5.6秒、最高速230km/hの性能を可能にしている。

《森脇稔》

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