ダイムラー（Daimler）は2月18日、2020年の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数はおよそ284万台。前年比は15％減だった。
ブランド別では、主力のメルセデスベンツ乗用車と商用車が246万1800台を販売。前年比は13％減だった。このうち、メルセデスベンツ乗用車は2020年、208万7200台を販売し、前年比は13％減だった。メルセデスベンツ商用車は37万4600台にとどまり、前年比は15％減だった。
メルセデスベンツ乗用車車種別の2020年実績では、小型車の『Aクラス』、『Bクラス』、『CLAクラス』、『GLAクラス』、『GLBクラス』が、合計で約69万1000台を販売した。前年比は3.6％増と、2年連続で前年実績を上回った。
SUVは2020年、合計でおよそ88万5000台を販売した。78万3700台を販売した。前年比は12.9％増と、2年ぶりに前年実績を上回った。『GLC』が約32万台を売り上げ、引き続き最量販SUVに。『GLE』は前年比32.3％増、『GLS』も21.1％増と伸びている。
メルセデスベンツ GLS 新型ダイムラートラック＆バスは2020年、37万8500台を販売した。前年比は27％減と落ち込んでいる。37万8500台の内訳は、トラックが27％減の35万8300台。バスは38％減の2万0100台だった。