ZFの最新自動運転レベル2+システム、自動車メーカーに初の純正採用

ZFの最新自動運転レベル2+システム「coASSIST」
ZFの最新自動運転レベル2+システム「coASSIST」全 2 枚

ZFは2月23日、最新の自動運転のレベル2+システムの「coASSIST」が、初めて自動車メーカーに純正採用された、と発表した。中国の自動車メーカーの東風汽車が、市販モデルに採用している。

ZFのcoASSISTシステムは、低コストとしているのが特長。ユーロNCAP 2025で予測されるテストプロトコルに適合しており、一般的な レベル2+の機能を提供する。このシステムには、最新の第21世代(Gen21)中距離用レーダーを搭載している。

ZFのcoASSISTは、モービルアイと共同開発された。モービルアイの「EyeQ」カメラテクノロジーを導入する。 また、HELLA社の短距離レーダーも使用。 カメラ、ミリ波レーダーなどの高性能センサー類と中央制御ユニットを組み合わせることで、ACC(アダプティブクルーズコントロール)、信号認識、車線維持、車線変更支援、渋滞時サポートなどが可能になる。

ZFはcoASSIST以外にも、レベル2+のシステムとして、ZF 「coDRIVE(コ・ドライブ)」を実用化している。これは、渋滞時サポートと高速道路走行支援を追加したもの。360度カメラとモービルアイのEyeQテクノロジーにより、自動車線変更と追い越しを可能にした。

さらに、ZF「coPILOT」は、レベル2+ からレベル4までに対応。手や足での操作を行わず、自動での車線変更、追い越し、駐車やルート学習などを可能にしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る