ダイムラーとボルボ、新合弁「セルセントリック」設立…2020年代後半に燃料電池量産へ

ダイムラートラックとボルボグループの燃料電池の量産に向けた合弁イメージ
ダイムラートラックとボルボグループの燃料電池の量産に向けた合弁イメージ全 3 枚

ダイムラートラック(Daimler Truck)とボルボグループ(Volvo Group)は3月1日、燃料電池の量産に向けた合弁会社、「セルセントリック」(Cellcentric)を設立した、と発表した。

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両社は合弁事業を通して、大型車両やその他に適用する燃料電池システムの開発、生産と商用化を目指す。ダイムラートラックは現在の燃料電池業務をすべて、この合弁事業に集約する。ボルボグループは、この合弁に6億ユーロを出資する。

また、ボルボグループとダイムラーは、独立した企業体として活動するこの合弁事業に折半出資する。これ以外の分野では、引き続き競合していく。両社が協業することで双方の開発コストを削減し、厳しい大型長距離トラックへの燃料電池システム展開の加速が可能になるという。

両社の共通目標は、厳しい要件を持つ長距離輸送で利用可能な燃料電池搭載の大型車両の実証テストを3年以内に開始し、量産モデルを2020年代後半に実用化することだ。さらに、大型車両以外の自動車や自動車以外での用途も、この合弁事業の範囲に含まれている。

ダイムラートラックとボルボグループは、新しい合弁会社を世界的な燃料電池メーカーに成長させ、2050年までに世界がクライメートニュートラルで持続可能な輸送に向けた大きな一歩を踏み出すのを支援する、としている。

《森脇稔》

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