日本ブランド3車種、2021ワールドカーオブザイヤー第2次選考に残る…ホンダe、MX-30、ヤリス

トヨタ・ヤリス 新型(欧州仕様)
トヨタ・ヤリス 新型(欧州仕様)全 8 枚

ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は3月2日、「2021ワールドカーオブザイヤー」の第2次選考10車種を発表した。

ワールドカーオブザイヤーは、2006年に開始された。今回は2019年秋から2020年秋にかけてデビュー、またはマイナーチェンジを受けた新型車の中から、最高の1台を選出する。欧州専用車、北米専用車、日本専用車などは、選考対象から外される。

投票は世界20か国以上の93名のジャーナリストが、バリュー、安全性、環境性、コンセプトなど6項目を基準に実施する。2021年4月に、イヤーカーが決定する予定だ。

2021ワールドカーオブザイヤーの第2次選考10車種は以下の通り。

●アウディA3
●BMW 2シリーズ・グランクーペ
●BMW 4シリーズ
●ホンダe
●キアK5(オプティマ)
●キア・ソレント
●マツダMX-30
●メルセデスベンツGLA
●トヨタ・ヤリス
●フォルクスワーゲンID.4

日本メーカー車では、3車種が第2次選考に残った。トヨタ『ヤリス』とEVの『ホンダe』。マツダのSUVの『MX-30』だ。

また、欧州メーカーでは、メルセデスベンツが新型『GLA』を、アウディが新型『A3』を、第2次選考に送り込んだ。フォルクスワーゲンからは、新型EVの『ID.4』が選出されている。BMWの『2シリーズ・グランクーペ』 と新型『4シリーズ』も、第2次選考に進んだ。

ここ数年の結果は、2009年がフォルクスワーゲン『ゴルフ』、2010年が同じく『ポロ』と、フォルクスワーゲンが2年連続で受賞。2011年は日産のEV、『リーフ』。2012年は再び、フォルクスワーゲンの新世代コンパクトカー、『up!』、2013年は『ゴルフ』、2014年がアウディ『A3』、2015年がメルセデスベンツ『Cクラス』、2016年がマツダ『ロードスター』、2017年はジャガー『F-PACE』、2018年は新型ボルボ『XC60』、2019年はジャガー『I-PACE』、2020年はキア『テルライド』が、ワールドカーオブザイヤーに輝いている。

《森脇稔》

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