ケンウッド、低濃度オゾン発生器2モデル発売へ---空気清浄分野参入第1弾

低濃度オゾン発生器 CAX-DS01
低濃度オゾン発生器 CAX-DS01全 5 枚

JVCケンウッドは、ケンウッドブランドより新たに市場展開する除菌消臭装置のラインアップとして低濃度オゾン発生器「CAX-DS01」「CAX-DM01」を3月初旬より順次発売する。

新型コロナウイルス感染症の拡大を背景に、同社はこれまで、監視カメラを活用したAI検温ステーションや抗菌・抗ウイルストランシーバー、感染症対策用防水型のキーボードやマウスなど、事業活動継続のためのさまざまなソリューションを提案。3月からは除菌消臭装置の投入を通じて、空気清浄分野にも参入していく。

第1弾商品は低濃度オゾン発生器。車載向けの「CAX-DS01」と、ポータブルタイプの「CAX-DM01」、2タイプを用意する。いずれも受電極の形状を一般的な円筒状や板状ではなく、同心円状の多重リングに配置した多重リング式を採用。これにより同時多重放電を可能とし、低濃度オゾンとイオンの効果的な生成を実現する。

また、連鎖的に起こるコロナ放電により、強いイオン風を発生させ、生成された低濃度オゾンやイオンをより強く放出。低濃度オゾンとイオンが、空気中に漂う目に見えない多種多様なウイルスや菌、ニオイのもとに反応し分解することで有害物質を効果的に抑制する。強力なイオン風を発生できるためファンレスとなっており、静かに快適な使用が可能。手入れは電極プレートの水洗いと針電極の乾拭きだけ(月1~2回が目安)。フィルター交換の必要もない。

車載向けの「CAX-DS01」は走行中のシガーソケットからの給電に加え、日中の駐車中に太陽光で駆動するソーラーパネルを搭載。駐車中でも、車内に漂うウイルスや菌、気になるニオイを抑制できる。サイズは幅125×高さ40×奥行140mmと、車のダッシュボードに設置できるコンパクト設計となっている。

ポータブルタイプの「CAX-DM01」は、幅88×高さ33×奥行17mmとさらにコンパクト。ポケットやバッグに入れて手軽に持ち運べ、自宅やオフィスなど、さまざまな使用環境に対応。USB駆動に対応し、PCやモバイルバッテリーなどに接続して手軽に使用できる。

市場想定価格はCAX-DS01が2万3000円(3月初旬発売)、CAX-DM01が4500円(4月初旬発売)。

《纐纈敏也@DAYS》

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