定期列車から引退した近鉄の「新スナックカー」が賢島まで臨時運行…大阪、名古屋から1往復ずつ 4月10・11・25・29日

12200系はいわゆる「汎用特急」として運用されていたが、2月に定期運用が終了。4月には早くも一般営業の臨時列車に運用され、志摩線に姿を現す。
12200系はいわゆる「汎用特急」として運用されていたが、2月に定期運用が終了。4月には早くも一般営業の臨時列車に運用され、志摩線に姿を現す。全 2 枚

近畿日本鉄道(近鉄)は3月8日、定期運用を離脱した汎用特急車12200系を使用した臨時特急を、4月の延べ4日間運行すると発表した。

12200系は、12000系に続いて軽食類を提供する「スナックコーナー」を設けた特急用車両として1969年から登場。座席への提供のほか、その場で食事ができるよう改良されたことから「新スナックカー」と呼ばれた。

近鉄の特急用車両としては最も多い168両が製造され、お召し列車や貴賓列車にも使用された実績を持つが、2021年2月13日には名阪特急が80000系『ひのとり』や21000系、21020系による『アーバンライナー』シリーズにすべて置き換えられ、定期運用から離脱していた。

臨時列車は4月10・11・25・29日の各日に、大阪上本町または近鉄名古屋から志摩線賢島(かしこじま)まで1往復する。

時刻は、大阪上本町9時38分発~賢島12時15分着・16時36分発~大阪上本町19時30分着。近鉄名古屋9時35分発~賢島11時52分着・14時8分発~近鉄名古屋16時32分着。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る