トヨタ自動車の欧州部門は3月10日、『Xプロローグ』(Toyota X prologue)を3月17日、デジタルワールドプレミアすると発表した。
トヨタ自動車の欧州部門は2020年12月、今後数か月以内に新型電動SUVを初公開すると発表した。3月17日にデジタルワールドプレミアされる予定のXプロローグは、この新型電動SUVを示唆している可能性がある。
新型電動SUVは、トヨタの新しい「e-TNGA」プラットフォームをベースにしている。新世代の電動車向けプラットフォームのe-TNGAは、柔軟な設計が特長だ。e-TNGAは、非常に用途が広く、車両の全幅、全長、ホイールベース、全高を変えることができ、さまざまな製品タイプに簡単に適応できるという。
また、e-TNGAは、前輪駆動、後輪駆動、4輪駆動に対応しており、車種や使用目的に合わせて、バッテリー容量や電気モーターのパワーを変更することができる。この手法によってトヨタは、さまざまな製品バリエーションの開発時間を短縮し、複数の車種を並行して開発することができるという。
最初のe-TNGAベースのモデルは、すでに開発が進んでおり、生産の準備が整っている。生産は日本のトヨタの工場で行う計画で、中型の電動SUV(フルEV)になる。
なお、トヨタはXプロローグのティザーイメージを1点、公開した。斬新なCシェイプのヘッドライトが見て取れる。
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