ホンダ S660の最終・究極モデル「モデューロX バージョンZ」…特別色を設定、内装も質感向上

ホンダ S660 モデューロX バージョンZ(Module X Version Z)
ホンダ S660 モデューロX バージョンZ(Module X Version Z)全 50 枚

「Module X(モデューロX)」は、ホンダ車の純正アクセサリーや特装・架装を手掛けるホンダアクセスのコンプリートカーブランドだ。ドリキンこと土屋圭市氏をアドバイザーに迎え、SUVだろうがミニバンだろうが本格的な走り込みチューニングを行い、これまで数々の専用モデルを送り出してきた。

「S660 Module X Version Z(モデューロX バージョンZ)」は、そのホンダアクセスがS660生産終了にともない設定した、文字通りの特別仕様車だ。S660自体のモデューロXはすでに設定があり、各種チューニングパーツとコンプリーカーは提供されている。今回のバージョンZは、その最終形態として、次のような装備が施される。

まず、最大の特徴はバージョンZの特別色となる「ソニックグレーパール」のボディカラー。色はプレミアムスターホワイトパールも選ぶことができ、バージョンZとしてはこの2色となる。ボディカラーにあわせて、ホイールにステルスブラックを採用するなど、カラーコーディネートされたパーツが選ばれている。

速度域によって可動するアクティブスポイラーは、ボディカラーから黒に変更される。スポイラー本体はボディカラー同色で付与されるリップ部品がブラックだったのだが、全体が黒に統一され存在感を増す。黒のアクセントはHのロゴマークや車名エンブレムにも施される。これらがクロームからブラッククロームになり、渋く重みのなる黒を放つ。

インテリアでは、メーターバイザーパネル、センターコンソールパネル、助手席エアコン吹出口パネルがカーボン調のパネルに交換される。ドアライニングはラックススエードと合成皮革のコンビネーションとなり、質感をさらに高めている。モデューロXの高級感のある専用レザーシートやステアリングには、スエードライニングの内装はよく似合う。

S660には、運転席と助手席の間、リアエンジンルームとの隔壁部分にぴったり収まる専用シートセンターバッグがあるのだが、バージョンZでは、「Modulo X」の刺繍を施したバッグが化粧箱入で提供される。

価格は消費税込みで315万0400円。ナビは、メーカーオプションで、internavi POCKET連携対応するセンターディスプレイとなる。トランスミッションは6MTのみとなり、ATは設定されない。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  3. 月額500円、新型ドライブレコーダー付き自動車保険 東京海上日動が2026年1月に発売
  4. 新型ハイパーカー『オーロラ』、外観デザイン確定…1850馬力ハイブリッド搭載
  5. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る