比叡山への足が緑と金色に…叡山ケーブルが23年ぶりに車両リニューアル 3月20日から

比叡山を象徴する濃緑に、山中に立ちこめる霧や雲海を表す金色を配したというリニューアル車体。
比叡山を象徴する濃緑に、山中に立ちこめる霧や雲海を表す金色を配したというリニューアル車体。全 3 枚

京福電気鉄道は3月20日、鋼索線(叡山ケーブル)でリニューアル車両の運行を開始する。

叡山ケーブルは京都府左京区のケーブル八瀬駅とケーブル比叡駅を結ぶ1.3kmのケーブルカーで、日本のケーブルカーとしては最大の高低差561mを誇る。

現在運用されている車両は、1987年に導入された「ケ型」と呼ばれるもので、1・2の2両が在籍しているが、比叡山振興会議が推進する「伝教大師最澄1200年大遠忌」に合わせた魅力交流事業の一環として、23年ぶりに車体がリニューアルされることになった。

現在の塗色はアイボリーに青と赤の波状のラインが入ったものだが、リニューアル車では、叡山電鉄の観光列車『ひえい』や江若(こうじゃく)交通の比叡山内シャトルバスとの親和性を表現し、濃緑色をベースに前後に金色を配したものとなる。

リニューアル車体の前面。リニューアル車体の前面。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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