日産 キャシュカイ 新型に導入記念限定車、1.3ターボ搭載…今夏欧州発売

日産のグローバルデザイン言語を反映

ダウンサイズターボ+12Vマイルドハイブリッド

欧州導入記念車はコネクテッド装備が充実

オプションで「プロパイロット」が選択可能

日産 キャシュカイ 新型のプレミアエディション
日産 キャシュカイ 新型のプレミアエディション全 8 枚

日産自動車の欧州部門は3月16日、新型『キャシュカイ』(Nissan Qashqai)の導入記念車「プレミアエディション」を今夏、欧州市場で限定発売すると発表した。

写真:日産 キャシュカイ 新型のプレミアエディション

従来型キャシュカイは、日本では一時期『デュアリス』として販売されていたSUVのモデルチェンジ版だ。日本市場では、デュアリスは『エクストレイル』に統合されたため、従来型キャシュカイは日本市場には導入されていない。

日産のグローバルデザイン言語を反映

新型キャシュカイは、歴代のデザインを引き継ぎながら、引き締まったシャープでモダンなデザインを目指した。Vモーショングリルやリアに流れるようにデザインされたフローティングルーフ、緻密で張りのあるラインなどに、日産のグローバルデザイン言語が反映されている。スリムな形状のLEDヘッドライトには、走行環境や歩行者の有無に合わせて、自動で配光を調節する技術を導入している。

サイドのデザインは、フロントからリアにかけて流れる1本のキャラクターラインが特長。テールランプは点灯時に立体感のあるデザインとしている。ボディカラーは、11種類のモノトーンと5種類のツートンの合計16種類を用意している。

新型のインテリアは、快適性や使いやすさ、高い質感を追求した。新しいシート素材やアンビエント照明によって、プレミアムな空間を目指したという。

ダウンサイズターボ+12Vマイルドハイブリッド

欧州導入記念車には、新開発の12Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたダウンサイズの1.3リットルの直噴ターボエンジンを搭載する。最大出力は6速MTが138hp、CVTの「エクストロニック」が156hpだ。12Vマイルドハイブリッドシステムには、リチウムイオンバッテリーが採用されており、減速時のエネルギーを回生して走行時に利用することで、燃費の向上とCO2排出量の低減を図っている。

新型は、欧州市場で初めて、ルノー日産三菱アライアンスの「CMF-C」プラットフォームを採用したモデルだ。車体の骨格部分には、従来よりも多くの軽量素材を使用した。最新のプレス技術と溶接技術を用いることで強度を高めると同時に、軽量化も図られた。また、樹脂製バックドアの採用や新しい製造技術の導入により、従来型に対して60kgの軽量化を果たした。同時に、車体剛性を41%向上させている。

CMF-Cのプラットフォームを採用した新型は、前後のサスペンションに改良を施した。フロントサスペンションにはマクファーソンストラット式。リアサスペンションには、2WDモデルはトーションビーム式、20インチのホイールを装着する4WDモデルはマルチリンク式を採用している。パワーステアリングも改良し、ステアリング操作時の応答性と中立付近の安定感を向上させているという。

欧州導入記念車はコネクテッド装備が充実

欧州導入記念車には、スマートフォンとスムーズに連携し、最大7台のデバイスとの接続を可能とする車載Wi-Fi、車両の状態をモニタリングする専用アプリ「NissanConnect Services」などのインフォテインメントシステムを採用している。

ステアリングのダイヤルスイッチで操作する12.3インチのマルチインフォメーションスクリーンは、ナビゲーション、エンターテインメント、交通情報、車両情報などの表示レイアウトを自由に選択できる。また、マルチインフォメーションスクリーンの背景には、日本の切り子ガラスをモチーフにしたデザインを採用し、日本のDNAを表現している。

新開発の10.8インチのヘッドアップディスプレイ(HUD)は、ナビゲーションルート、運転支援情報や道路情報などをフロントガラスに映し出す。高解像度9インチの「NissanConnect」ディスプレイ画面には、ナビゲーション、エンターテインメント、車両設定機能が採用されており、グーグルの「Android Auto」とAppleの「CarPlay」の両方に対応している。また、「Googleアシスタント」や「Amazon Alexa」にも対応している。

オプションで「プロパイロット」が選択可能

欧州導入記念車には、オプションでナビリンク機能付きの「プロパイロット」が選択できる。高速道路での同一車線内での加減速を支援することで、運転中の疲労やストレスを軽減する。直感的な操作を可能とし、ナビゲーションデータを利用することで、急なカーブや高速道路の出口などにおいて車速を自動調整し、スムーズな運転を支援する、としている。

《森脇稔》

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