BMWグループ、フルEVの世界販売1000万台達成へ…今後10年で

BMW iX と i4
BMW iX と i4全 5 枚
BMWグループ(BMW Group)は3月17日、フルEVの世界販売台数を増やし、今後10年間で累計1000万台を達成する目標を発表した。

BMWグループは現在、フルEVとして、BMW『i3』、MINI『ハッチバック』のEV「クーパー SE」、BMW『iX3』の3車種を用意している。2021年には、新型フルEVとして、『iX』と『i4』が追加される予定だ。

BMWグループの2020年の電動車両(EVおよびプラグインハイブリッド車)の世界新車販売は過去最高の19万2646台。前年比は31.8%増とプラスを維持した。2020年の電動車の世界新車販売のうち、ピュアEVは前年比13%増。PHVは、前年比がおよそ40%増と伸びた。欧州では、新車販売に占める電動車の割合は、15%に到達している。

BMWグループは2023年までに、全世界のフルEVのラインナップを約12車種に拡大する計画。2030年には、全世界の新車販売台数の少なくとも50%をフルEVにすることを目指す。

BMWグループは、将来、多くのセグメントがフルEVのみになる可能性がある。BMWグループは、フルEVに対する需要が伸びると、フルEV市場における高いシェアを獲得することが可能になる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. メルセデスベンツ、全固体電池搭載『EQS』で1205km無充電走行を達成
  3. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  4. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  5. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る