新しい交通政策、有識者からヒアリング…危機を乗り越えるため競争から協調へ 国交省

(イメージ)
(イメージ)全 2 枚

国土交通省では3月22日、新しい交通政策基本計画の素案について、有識者の専門的見地から意見を聞くため、3月29日に「交通政策基本計画小委員会」を開催すると発表した。

同委員会では、前回までの会議で第2次交通政策基本計画案を策定した。今後の交通政策の基本方針として「危機を乗り越えるため、多様な主体の連携・協働の下、あらゆる施策を総動員して取組む」ことを掲げた。

具体的には「競争から協調への転換」による地域の輸送サービスの維持確保や公共交通指向型の都市開発、MaaSや更なるバリアフリー化推進や多様なモビリティの普及を図る。

公共交通のデジタル化とデータのオープン化や、運輸行政手続のオンライン化、自動運転車の早期実用化と自動運航船、ドローンなどの実証・制度検討にも取り組む。

事業者への「運輸防災マネジメント」導入や、災害時の統括的な交通マネジメント、交通インフラのメンテナンスの徹底にも取り組む。

これらによって「持続可能で強靱、高度なサービスを提供する次世代型の交通システムへ転換する」としている。そしてこれら施策には数値目標を設定する予定。

3月29日に委員会では、これらの政策について、有識者から専門的な意見をヒアリングする。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る