デビュー直前、メルセデスベンツ EQS 市販ボディをスクープ!

メルセデスベンツ EQS プロトタイプ(スクープ写真)
メルセデスベンツ EQS プロトタイプ(スクープ写真)全 19 枚
メルセデスベンツのフラッグシップ・EVサルーン『EQS』の発表が近づいている。3月28日にはインテリアが先行公開されたばかりだ。そのEQSの最終プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」がとらえた。

EQSは、新しい電気自動車アーキテクチャ「EVA」を採用するフラッグシップEVで、最高級セダン『Sクラス』と同格にあたる。ドイツ・シュトゥットガルトのダウンタウンで目撃した車両は、ボディパネル、サイドミラー、ルーフライン、すべてのピラー、ウィンドウなどが完全露出。フロントとリアのカモフラージュのみとなった限界ヌードとも言える状態だ。

そのルックスは『CLS』や『AMG GT 4ドアクーペ』を含む従来のメルセデスセダン、4ドアクーペよりも低く構えたスタイリングが特徴だ。Sクラスと異なるリフトバックスタイルも個性を放つ。

メルセデスベンツ EQS プロトタイプ(スクープ写真)
フロントエンドには、LEDヘッドライトが側面に配置された閉鎖型グリルを装備。またサイドミラーハウジングが『EQC』のデザインと一致していることも確認できる。クラムシェルスタイルのボンネットは、オーナー以外が開けることはできない仕組みだという。整備のために特別な工具を使用して開けることはできるが、通常は他人が開けることを許可しない。

リアエンドでは、スリムでシンプルなテールライトのペアが見てとれる。

先行公開されたコックピットは、ダッシュボード全体に広がる56インチのガラスの下に3つのディスプレイを配置する、最新世代「MBUX」ハイパースクリーンディスプレイを搭載。またインストルメントパネル用の12.3インチのフローティングディスプレイとセンターコンソールのインフォテインメントシステム用の大型タブレットのようなディスプレイも用意される。

先行公開されたメルセデスベンツ EQSのインテリア
市販型では、さまざまなバッテリーパックをラインアップ。最も強力なものは108kWhの容量で、1回の充電において435マイル以上(700km)の走行が可能だ。

ワールドプレミアは4月15日。欧州では8月、北米では今年後半に発売が予定されている。またメルセデスベンツは2022年までに、『EQA』、『EQB』など10台のエレクトリックモデルの発売を計画している。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

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