資源エネルギー庁が発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、3月29日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は前週比0.6円高の150.3円。2020年2月10日の調査以来、1年1か月ぶりに150円を突破した。
地域別では北海道は前週比0.2円高の150.7円、東北は0.6円高の149.2円、関東は0.6円高の149.8円、中部は0.6円高の150.2円、近畿は0.8円高の150.1円、中国は0.6円高の149.8円、四国は1.0円高の149.5円、九州沖縄は0.7円高の153.1円。全エリアで値上がりとなった。
ハイオクガソリンは前週比0.7円高の161.2円。軽油は同0.6円高の130.4円で、こちらも2020年2月10日の調査以来、1年1か月ぶりの130円超えとなった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、3月31日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は140.7円/リットル(前週比-0.7円)、ハイオクは151.3円/リットル(-0.4円)、軽油は117.4円/リットル(+0.7円)だった。
ハイオクガソリン実売価格(「e燃費」調べ)なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
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