西武レオライナーのCO2排出量、実質ゼロ…太陽光発電による列車運行 4月1日から

レオライナーSDGs塗装
レオライナーSDGs塗装全 6 枚

西武鉄道(西武)は3月31日、多摩湖駅(東京都東村山市)と西武園ゆうえんち駅(埼玉県所沢市)を結ぶ山口線の「レオライナー」を、4月1日から100%自社の太陽光発電により運行すると発表した。

これは、運行に要する電気使用量のすべてを、西武が運営する「西武武山ソーラーパワーステーション」が発電する環境価値が付いた電力で賄うもので、山口線では年間約300tだったCO2排出量を実質ゼロにすることが可能になるという。

神奈川県横須賀市に設けられている西武武山ソーラーパワーステーションは、2019年2月から稼働が始まった太陽光発電所で、約13.6haの敷地に3万1080枚の太陽光パネルを設置。年間発電量は一般家庭約2660世帯分に相当する約956万kWhで、西武グループが保有する9カ所の発電所では最大規模を誇っている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. VW『T-Roc』新型、全車マイルドハイブリッドに…全長120mm拡大で快適性向上
  2. 「マークXの面影が…」タイで発表された新型「ヤリスセダン」がかっこいいと話題に!「教習車にも」の声
  3. フィアット『デュカト』2台をひとつに、キャンピングカー製造を効率化…独キャラバンサロン2025
  4. 日産、第3世代e-POWER向けエンジンに世界初技術…コールドスプレー工法バルブシート採用
  5. スズキ『アルトラパン』が10年目のビッグマイチェン! 開発者が語る「長く愛される理由」と、それでもデザインを大刷新したワケ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る