SUBARU(スバル)の米国部門のスバルオブアメリカは4月1日、2021年第1四半期(1~3月)の新車販売の結果を発表した。総販売台数は16万0426台。前年同期比は22.9%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。
最量販車は、『フォレスター』だ。第1四半期実績は、4万7694台。前年同期比は22%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。
もうひとつの主力車種が、『アウトバック』だ。第1四半期は4万1503台を販売した。前年同期比は27.3%増と、3年ぶりに前年実績を上回った。一方、セダンの『レガシィ』は、3.5%減の6305台と減少傾向にある。
『クロストレック』(日本名:『XV』に相当)は第1四半期、3万5187台を販売した。前年同期比は63.5%増と、3年ぶりに前年実績を上回った。3列シートSUVの『アセント』も、7.4%減の1万4473台にとどまる。
スバル・アウトバック (北米仕様)『WRX』シリーズは、『WRX STI』を含めて5566台を販売した。前年同期比は22.6%増と、プラスに転じた。『インプレッサ』(「WRX」を除く)は第1四半期、9115台を販売。前年同期比は11.4%減と、引き続き減少した。
スバルの2020年の米国新車販売台数は、61万1942台。前年比は12.6%減と、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響により、12年ぶりに前年実績を下回っている。
スバル・フォレスター (北米仕様)