「最速のSUVへ」フェラーリ プロサングエ 開発車両、ローマ風ヘッドライト光る

フェラーリ初のSUV「プロサングエ(仮)」開発車両(スクープ写真)
フェラーリ初のSUV「プロサングエ(仮)」開発車両(スクープ写真)全 10 枚

フェラーリが開発する初のクロスオーバーSUV(コードネームF175/プロサングエ)、最新のプロトタイプをカメラが捉えた。正式な車名は明かされていないが、高さの調節が可能な「革新的サスペンション」を搭載した4シーターになると予想されている。

キャッチしたプロトタイプは、これまで同様にマセラティ『レヴァンテ』のボディを改造したものだが、センターに水平LEDストリップを備える『ローマ』風ヘッドライトを初めて装着しているのが特徴だ。それに対応すべくフードが再調整されているほか、バンパー両端にエッジが立ち、コーナーエアインテークやグリル、リアエンドのカモフラージュなどにも変更がみられる。

パワーユニットは、最大4基のeモーターと、80kWhのリチウムイオンバッテリーパックを搭載し、『GTC4ルッソ』の3.9リットルV型8気筒ツインターボエンジンのアップグレード版と組み合わされることが有力候補の1つとみられている。最高出力は650hp以上と予想される。

フェラーリ初のSUV「プロサングエ(仮)」開発車両(スクープ写真)フェラーリ初のSUV「プロサングエ(仮)」開発車両(スクープ写真)
プロサングエは、フェラーリが超高性能SUV市場に参入する最初のモデルとなるが、ランボルギーニ『ウルス』、ベントレー『ベンテイガ』、アストンマーティン『DBX』、ロールスロイス『カリナン』よりさらにスポーティなモデルとなるのは間違いない。

フェラーリのボス、故セルジオ・マルキオンネ氏は、2018年1月のデトロイトモーターショーにて、プロサングエが「市場で最速のSUVになる」ことを示唆している。ランボルギーニ ウルスが最高速度304km/hであるため、それ以上が期待できるだろう。

市販型のワールドプレミアは、早くとも2022年後半と予想される。

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《APOLLO NEWS SERVICE》

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