トヨタの豊田社長、2021ワールドカーパーソンオブザイヤー受賞

トヨタ自動車の豊田章男社長
トヨタ自動車の豊田章男社長全 2 枚
ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は4月8日、「2021ワールドカーパーソンオブザイヤー」をトヨタ自動車の豊田章男 代表取締役社長に授与すると発表した。

ワールドカーオブザイヤーは、2006年に開始された賞で、過去1年にデビューした世界の新型車の中から最高の1台を選出するもの。そして、2018年から新たに開始されたのが、「ワールドカーパーソンオブザイヤー」だ。今回は、2020年の1年間に、自動車業界に多大な貢献をした人物に贈られる。例えば、ブランドや企業に大きな影響を与えたり、安全やエンジニアリング、 デザイン、技術の面で、大きな革新をもたらしたりした人物を選出する。

ワールドカーパーソンオブザイヤーは今年が4回目。世界20か国以上の93名の審査員が投票を行い、2021ワールドカーパーソンオブザイヤーを決定した。

2021ワールドカーパーソンオブザイヤーのファイナリスト5名は以下の通り。

●プラタープ・ボーズ氏(タタモーターズ)
●ルク・ドンカーヴォルケ氏(ヒュンダイモーター)
●鄭義宣氏(ヒュンダイモーター)
●竹内都美子氏(マツダ)
●豊田章男氏(トヨタ自動車)

この5名の中から、トヨタ自動車の豊田章男 代表取締役社長が2021ワールドカーパーソンオブザイヤーに選出された。

豊田社長のリーダーシップの下、トヨタは2020年、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大にもかかわらず収益性を維持し、全世界の雇用を守った。また、豊田社長は、コネクテッド、自動運転、シェアード、電動化の時代に向けて、トヨタの着実な発展のペースを維持し、未来のエキサイティングな実験都市「ウーブン・シティ」の建設に着手したことも評価された。

なお、ワールドカーパーソンカーオブザイヤーの過去の受賞者は、2018年がボルボカーグループのホーカン・サムエルソン社長兼CEO、2019年がFCAの故セルジオ・マルキオンネCEO、2020年がステランティスのカルロス・タバレスCEOだった。

《森脇稔》

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