超ロングなアウディ A8 開発車両、その正体は噂の最上級モデル「ホルヒ」か

アウディ A8 ホルヒ プロトタイプ(スクープ写真)
アウディ A8 ホルヒ プロトタイプ(スクープ写真)全 16 枚

アウディは現在フラッグシップ・4ドアセダン『A8』改良新型を開発しているが、そのロングバージョンとなる『A8 LWB』のプロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

捉えたプロトタイプは、後部ドアがストレッチされていることから、これがただのA8ではなくロングバージョンであることがわかる。フロントエンドには、その幅全体を覆うような水平基調のバーが消えたフロントグリルが確認できる。

複数の垂直スラットが黒で仕上げられた複雑なパターンになっているが、生産型では、クロム、またはメタリックに仕上げられることも予想される。またコーナーエアインテークにシルバートリムを装備、ベースモデルと差別化が図られている。

注目はCピラーの基部にある小さなカモフラージュだ。ここには「ホルヒ」を示す「H」バッジが隠されていると思われる。ホルヒは、アウグスト・ホルヒ氏により1899年に設立された戦前の超高級車ブランドで、アウディの起源ともされている。最後にこの名が使用されたのは1932年で、復活すれば90年振りとなる。

アウディ A8 ホルヒ プロトタイプ(スクープ写真)アウディ A8 ホルヒ プロトタイプ(スクープ写真)
このホルヒの名が最上級モデルに冠される可能性が高いという。その室内にはプレミアムレザー、ウッドトリムを追加、フルレングスのセンターコンソール、ヒーター、換気、フットレスト、マッサージ機能を備えた2つの個別のリアシートなど、A8以上の豪華装備が期待できる。

パワートレインは、ベントレー『フライングスパー』から流用される6リットルW型12気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は635ps、最大トルク900Nmを発揮するだろう。W12エンジンを搭載する最後のアウディとも噂されている。また4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力459ps、最大トルク600Nmを発揮する廉価バージョンも用意される可能性あるようだ。

A8ホルヒのデビューは、A8およびS8改良新型と同時期の2021年後半と予想。メルセデスの最高峰「マイバッハ」のライバルとして市場で争うことになる。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  2. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  3. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
  4. メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
  5. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  6. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  7. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  8. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  9. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  10. テスラ モデル 3、新グレード「パフォーマンス」を追加…最高速度262km/h
ランキングをもっと見る