ジープ グランドワゴニア 新型、初の一般向け公開…アトランタモーターショー2021に出展へ

ジープ伝統の7スロットグリルにクロームレーザーエッチング加工

モダンなアメリカンスタイルを表現したインテリア

インパネ中央に45インチディスプレイを配置

6.4リットルV8搭載で0-96km/h加速は6.0秒

ジープ・グランドワゴニア 新型
ジープ・グランドワゴニア 新型全 26 枚

ステランティス傘下のジープブランドは4月8日、新型『グランドワゴニア』(Jeep Grand Wagoneer)を米国で4月14日に開幕するアトランタモーターショー2021に出展すると発表した。新型グランドワゴニアの実車が、モーターショーで初めて一般向けに公開される。

写真:ジープ・グランドワゴニア 新型

オリジナルの『ワゴニア』は、1962年に誕生した。1983年には、車名をワゴニアからグランドワゴニアに変更。1991年までの長期に渡って生産された米国製SUVの象徴的存在だ。ワゴニアとグランドワゴニアの製造元は、カイザー、AMC、クライスラーと目まぐるしく変遷したが、基本設計を大きく変えずに、およそ30年間生産され続けた。新型グランドワゴニアは、30年ぶりの復活となる。

ジープ伝統の7スロットグリルにクロームレーザーエッチング加工

プレミアム大型SUVセグメントに投入される。ジープ伝統の7スロットグリルには、高級時計に見られるぎざぎざ仕上げに似たクロームレーザーエッチング加工が施された。

ツートンカラーのブラックアクセントルーフをはじめ、プレミアムLED照明、フェンダーフレア、パワーリトラクタブルサイドステップを標準装備する。ボンネットやフロントエンド、グリルは、新型グランドワゴニア専用デザインとした。

クリーンなルーフラインと車両の周りを走るAラインは、オリジナルのワゴニアに敬意を表したものだ。ノイズを低減するために、音響合わせガラスとフロントドアガラスが標準装備されている。LEDテールランプは、リアからリアクォーターパネルまで伸びるように配置。ハンズフリーパワーリフトゲートが標準だ。

モダンなアメリカンスタイルを表現したインテリア

インテリアは、モダンなアメリカンスタイル、細心の注意を払って設計されたディテール、エレガントな仕上げが特長になるという。広々としたインテリアは、アメリカの職人技を称えながら、細部へのこだわりを強調した、と自負する。

オリジナルのグランドワゴニアは、その外観にウッドを多用していた。新型は、内装にハンドメイドのサテンアメリカンウォルナットウッドを豊富にあしらう。彫刻が施されたサテンアメリカンウォルナットウッドは、かつては主にヨットなどに用いられたプレミアム素材だという。これは、デザインチームがオリジナルのグランドワゴニアの伝統を現代的な方法で再解釈したひとつの例になるという。

メモリー設定とマッサージ、パワーランバーサポート、4ウェイパワードヘッドレストを含む24ウェイのパワーフロントシートが装備される。シートは3列で最大8名が乗車できる。2列目はキャプテンシートが標準だ。ドアを開くと、インストルメントパネルの外縁に「EST.1963」の刻印がある。 これは、1963年のオリジナル版の最初のモデルイヤーに敬意を示しているという。

インパネ中央に45インチディスプレイを配置

合計で最大75インチのデジタルディスプレイが選択できる。インストルメントパネル中央の45インチディスプレイは、12.3インチのインストルメントクラスター、12インチのタッチスクリーンがメインディスプレイとして機能する。その下に、10.25インチのコンフォートディスプレイタッチスクリーンが設けられた。オプションのリアシートエンターテインメントシステムでは、すべてのディスプレイが、車両の始動時に同じアニメーションを表示する。

2列目の乗員は、2つのキャプテンシートの間にあるセンターコンソールの10.25インチのコンフォートディスプレイスクリーンを使用して、合計30インチの画面スペースを自由に利用できる。 2列目シートの乗員は、独立したストリーミング機能を備えたエンターテインメントシステム用の10.1インチタッチスクリーンにもアクセスできる。

6.4リットルV8搭載で0-96km/h加速は6.0秒

6.4リットルV型8気筒ガソリンエンジンを搭載している。このエンジンは、最大出力471hp、最大トルク62.9kgmを引き出す。広いトルクバンドを発揮するように設計されており、負荷や地形に関係なく、パワーと快適さをバランスさせているという。

クラスをリードするV8パフォーマンスとクラス最高の牽引能力を実現するように設計された6.4リットルエンジンは、パワーとパフォーマンスの両方の新しいベンチマークを設定するために、専用チューニングを受けた。これらには、エキゾーストマニホールドやインテークマニホールド、エアボックスをエンジンベイの右側に移動することなどがある。

V型8気筒エンジンの豊かなローエンドトルクのおかげで、ボート、キャンピングカー、トレーラーなどを牽引できる。最大牽引力は約4.5トンで、クラス最高の牽引能力という。

この6.4リットルV型8気筒エンジンは、「Fuel Saver Technology」による気筒休止と可変カムシャフトタイミングで、燃費を追求した。トランスミッションは、「TorqueFlite 」と呼ばれる8速AT。0~96km/h加速6.0秒の性能を備えている。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ここまで変わる? ホンダ『アコード』次期型の新デザインを予想
  2. 【スズキ ジムニーノマド 新型試乗】「よくできた万能SUV」だととらえると、評価を誤ることになる
  3. アウディ6車種858台リコール、燃料漏れ
  4. 【アウディ A5 新型試乗】「ちょうどよい」サイズと、4気筒ディーゼルとして満点の静粛性…中村孝仁
  5. 「胸アツです」「出たら欲しい!」マツダスピリットレーシング第二弾はどうなる? “最強のマツダ3”登場に期待の声!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. EV・欧州減速=日本が正しかった、では見えてこない欧州市場と中国の戦略[インタビュー]
  5. ポルシェはなぜブガッティを手放した? 10億ユーロで売却、選択と集中へ
ランキングをもっと見る