メルセデスベンツ EQS、エクステリアのティザー映像公開 車は4月15日発表予定

メルセデスベンツ EQS のプロトタイプ
メルセデスベンツ EQS のプロトタイプ全 11 枚
メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は4月14日、4月15日にデジタルワールドプレミアする予定の新型EV、『EQS』(Mercedes-Benz EQS)のティザー映像を公開した。

EQSはコンセプトカーの『ヴィジョンEQS』の市販バージョンとなる大型EVサルーンで、新型『Sクラス』のEVバージョンに位置付けられる。EQSによって、ラグジュアリーセグメントの顧客は、スペースとデザインに関して、フル電動アーキテクチャのすべての利点を充分に活用できるという。例えば、1回の充電での航続は最大770km(WLTP計測)となり、EQSはこの点でも、Sクラスセグメントのサルーンのニーズを満たしているという。

欧州での発売当初、「EQS 450 +」と「EQS 580 4MATIC +」の2グレードが設定される予定だ。2WD(後輪駆動)のEQS 450 +は、リアアクスルに電動パワートレインの「eATS」を搭載する。4WDの「4MATIC」となるEQS 580 4MATIC +では、フロントアクスルにもeATSがレイアウトされる。

EQS 450 +の場合、モーターは最大出力333hp、最大トルク57.9kgmを発生する。EQS 580 4MATIC +の場合、モーターは最大出力523hp、最大トルク87.2kgmを引き出す。両グレードともに、最高速はリミッターにより、210km/hに制限される。NEDC(新欧州サイクル)による100km走行あたりの電力消費量(複合モード)は、EQS 450 +が19.1~16.0kWh、EQS 580 4MATIC +が20.0~16.9kWhと発表されている。

すでに、インテリアやEVパワートレインを先行公開しているEQS。今回公開されたティザー映像からは、EQSの市販モデルのエクステリアの一部が確認できる。

《森脇稔》

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