屋根もフロントガラスもない!2億円のマクラーレン『エルバ』が登場…ジャパンボートショー2021

マクラーレン エルバ(ジャパンインターナショナルボートショー2021)
マクラーレン エルバ(ジャパンインターナショナルボートショー2021)全 27 枚

15日に開幕した「ジャパンインターナショナルボートショー2021」に、屋根もフロントガラスもないマクラーレンの新型ロードスター『エルバ(Elva)』の実車が展示されている。グリーンカラーのカーボンボディが美しい個体だ。エルバは世界でわずか149台のみが生産される希少モデルで、価格はおよそ2億円。

【画像全27枚】

エルバはマクラーレンチームの創業者でドライバーだったブルース・マクラーレンが1960年代に設計したスポーツカーにちなんだモデル。ビスポークによるカーボン・ファイバー製シャシーとボディの採用により車両重量はわずか1148kg。マクラーレン車の中でも最軽量な1台となっている。

屋根もウインドウもない完全2シーターのボディには、アクティブ・エア・マネージメント・システム(AAMS)と呼ばれるエアロプロテクション機能が備わる。これにより静粛性、ドライバーの安全性だけでなく空力性能、冷却機能を高次元で実現するという。

シート直後にミッドシップ搭載されるのは、フラッグシップモデルのマクラーレン『セナ』と共通の4.0リットルV8ツインターボエンジンで、最高出力815ps、最大トルク800Nmを叩き出す。100km/hまで3秒未満、200km/hまでも5.8秒というド級のスペックを誇る。

会場にはエルバのほか、『GT』、『720S』も展示されていた。マクラーレン以外にもアストンマーティン『DBX』、ベントレー『ベンテイガ』、ポルシェ『タイカン』、ロールスロイス『ゴースト』、フェラーリ『ローマ』など超高級車ブランドが最新モデルを並べ、ボートショーのメインターゲットである富裕層に向けたアピール合戦を繰り広げている。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  3. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…10月の試乗記ベスト5
  4. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  5. みんなが待っていた! ダイハツ『コペン』が復活、堂々の予告…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る