電動キックスクーター、セグウェイ初の公道走行モデルを予約開始…価格は10万7250円より

セグウェイ J-MAX
セグウェイ J-MAX全 13 枚

セグウェイ-ナインボット社は4月20日、日本企業と共同開発した公道走行可能な電動キックスクーター『セグウェイJ-MAX』の先行予約販売を応援購入サイトMakuakeにて開始した。

J-MAXは、セグウェイ-ナインボット社と長年自転車の輸入販売を行ってきた日本法人オオトモが共同開発。セグウェイシリーズ初となる日本の公道で走行可能な電動キックスクーターだ。別売りのキックスクーターシートを取り付けることで、長・中距離移動も可能な「座れるキックスクーター」にもなる。

パワーユニットは交換・メンテナンス不要の最大350W高出力ブラシレスモーターを採用する。最高速度は25km/h、航続距離は65km。2~3秒でトップスピードへ到達する軽快な走り出しと、20%の勾配をクリアする登坂性能を実現する。走行モードはエコ(~15km/h)・ドライブ(~20km/h)・スポーツ(~25km/h)の3パターン。好みに合わせて選ぶことができる。

J-MAXは約5秒で折りたたみも可能。折りたたみ時のサイズは全長1167×全幅472×全高534mmと、車のトランクにも入るコンパクトさを実現。通勤&通学で忙しい朝に、玄関からサッと準備して出かけたい時や、電車や車で移動してからアウトドア等出先でちょっと乗りたい時など、様々なシーンでの利用が可能だ。

また、専用スマートフォンアプリとの連携で走行ルートや総走行距離、残航続可能距離の確認、さらに本体ファームウェアのアップデートなども可能。世界中のJ-MAXユーザーとデータを共有することもできる。さらに、別売りのオリジナルスマホスタンド(4.7-6.5インチ対応)を取り付けることで、スマートフォンをナビとして利用できる。

公道走行に必要となるサイドミラーはシャープな形状のものを採用。また、警音器は公道走行時でもしっかりと聞こえる音量の大きいものを搭載した。テールランプやウィンカーは優れた視認性を確保するとともに、軽量でスラリとしたJ-MAXに合うこだわったデザインに仕上げている。

一般販売予定価格は16万5000円。Makuake限定の割引価格は10万7250円より。

J-MAXはクラウドファンディングのMakuakeで販売されるが、目標金額の達成に関わらず、期限の6月29日までに支払いを完了した時点で購入が成立する「All in」型プロジェクトだ。なお目標金額はすでに達成している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  4. 「スポーツバイクの王者」新型スズキ『GSX-R1000』発表! 40周年で大幅改良、日本市場復活なるか
  5. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る