2021年は「EQ」ラッシュ!? メルセデスベンツのEVミドルセダン『EQE』は9月発表か

メルセデスベンツ EQE プロトタイプ(スクープ写真)
メルセデスベンツ EQE プロトタイプ(スクープ写真)全 15 枚

メルセデスベンツは4月にフラッグシップセダン『EQS』、3列シートSUV『EQB』と、EVブランド「EQ」シリーズを立て続けにワールドプレミア。積極的な電動化を猛アピールしている。そんな中、早くも次の一手となるミドルクラスセダン『EQE』の発表が近づいているようだ。最新プロトタイプをカメラが捉えた。

聖地ニュルで捉えた最新プロトタイプは、LEDライトバーやヘッドライトのアウトラインらしきものが確認できるほか、ボンネットフードも露出している。またリヤエンドでは、市販型LEDテールライトも装着されていることがわかる。

EQSでは、Bピラー以降を傾斜させ、セダンより流麗なリフトバックスタイルを採用することにより、空気抵抗係数CD値が0.20という高い数値を実現した(平均0.3~0.5、プリウスは0.25)。一方EQEはよりオーセンティックなセダンに近いスタイルとみられており、3番目のブレーキランプを備える従来のトランクリッドを装備しているが、おおまかなボディシルエットはEQSに近い。

メルセデスベンツ EQE プロトタイプ(スクープ写真)メルセデスベンツ EQE プロトタイプ(スクープ写真)
比較的短いオーバーハングは、EQEがEV専用のプラットフォーム上に構築されており、厚いサイドスカートがバッテリーパックを隠している可能性があることを示している。効率的なパッケージングにより、『Sクラス』レベルの室内空間を提供するコスパの良さが売りだ。

ラインアップの詳細は不明だが、最高出力402ps、最大トルク765Nmを発揮する全輪駆動バージョンの設定も噂されている。

ワールドプレミアは、2021年9月にフランクフルトから場所が変更されて開催される、第1回「ミュンヘンモーターショー」と思われ、価格は7万ユーロ(約920万円)と予想。市場ではテスラ『モデルS』、ポルシェ『タイカン』らと争うことになるだろう。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  3. 月額500円、新型ドライブレコーダー付き自動車保険 東京海上日動が2026年1月に発売
  4. 新型ハイパーカー『オーロラ』、外観デザイン確定…1850馬力ハイブリッド搭載
  5. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る