テスラ モデルS 改良新型、納車を間もなく開始…米国

テスラ・モデルS 改良新型
テスラ・モデルS 改良新型全 3 枚

テスラは4月26日、改良新型『モデルS』(Tesla Model S)の納車を、米国で間もなく開始すると発表した。

改良新型では、内外装がアップデートを受けた。エクステリアは、フロントバンパーが新デザインとなり、開口部の形状が新しくなった。また、ドアハンドルなどが、ブラック仕上げに変更されている。

インテリアは、大幅な変更が施された。とくに、ステアリングホイールは、レーシングカーのように上側のグリップ部分がないデザインとした。モデルSの特徴だった縦長デザインの大型センタースクリーンは、横長デザインに改められている。

改良新型には最強グレードとして、「プレイド」が設定される。モデルSの高性能グレードは従来、2モーターを搭載してきた。これに対してプレイドは、3モーターを搭載するのが特長だ。3個のモーターは、合計で1100hpのパワーを引き出す。プレイドは、この強大なパワーが4輪に伝達されるAWDとなる。

プレイドの動力性能は、0~96km/h加速が2秒以内、最高速はおよそ322km/hに到達する。それでいて、1回の充電での航続は、およそ837km以上を想定している。

テスラは、この改良新型モデルSの納車を、米国で間もなく開始する予定だ。2021年第1四半期(1~3月)、モデルSは『モデルX』と合わせて、2030台の納車にとどまり、前年同期比は83%減と落ち込んだ。改良新型の投入により、販売の回復を図っていく。テスラ・モデルS 改良新型テスラ・モデルS 改良新型

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る