【ヤマハ SR400 試乗】キックスタートは女子には大変?レトロな振動も「楽しい!」…小鳥遊レイラ

ヤマハ SR400と小鳥遊レイラさん
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今回乗ってみたのはヤマハの単気筒モデル『SR400』。どんなバイクに乗ろうかなと思っているとき、まわりから必ずオススメ候補として挙がってくるあのSRです。

初心者の方でも一度は聞いたことがあるでしょう。SRの魅力は、なんといっても43年間変わらないスタイルです。2つ並んでいるアナログのスピードメーターとタコメーターには今どきの液晶パネルなんかありません。

ウインカーやハザードなどのスイッチ、グリップの形状もずいぶんとレトロな造りになっていて操作感もカッチリ。普段は最新のバイクに乗ることの多い私にとって、そうした変わらぬ歴史みたいなものが逆に新鮮です。

キックスタートは女子には大変?振動感が楽しい

キックスタートに挑戦!キックスタートに挑戦!
極めつけは、やっぱりキックスタート!しかもキックオンリー。セルモーターは付いていません!力の弱い女の子にはなかなか大変だと思うんですけど、初めて乗った私でもうまくいけば2回くらいのキックでエンジンスタート。

エンジンがかかって走り出してみるとタタタタッと小刻みな鼓動感が実に心地よく伝わってきます。いや、「鼓動感」というよりもはや「振動」と言うべきか。普通だったら振動って不快に感じる以外の何物でもないんだけど、ことSRに限ってはダイレクトにエンジンの動きが伝わってくるこの振動が楽しいんです。加速していくときも、信号待ちでアイドリングしている間もマフラー音とともに楽しんでいる自分に気が付きます。

ヤマハ SR400ヤマハ SR400
キックというハードルの高さと裏腹に、その走りは実にふんわりとした柔らかい雰囲気。アクセルを捻ってもけっしてダダダーッと力強い加速をするのではなく、あくまで優しくゆっくりトトトトトッと伸びていく感じで、女性が乗っても扱いやすく、楽しいと思えるいい具合になっています。

30~50km/hくらいでは振動も心地よく楽しめますが、高速道路ではちょっと辛いかも。というのも、4000~4500rpmを超えたところから一気に振動がきつくなるのと、何よりカウルもスクリーンもないので風の抵抗が強くなってきます。それにマフラー音も風にかき消されてしまう。なので、ストップ&ゴーも楽しみながら一般道を走るのがSRの性に合っているかなと私は思います。

足つきも良好!女子におすすめできる

ヤマハ SR400ヤマハ SR400
足着きは身長160cmの私で両足の母指球が着くくらいとなかなか良好。シート高は790mmと今どきの250クラスと大体同じなんですが、SRの方が他の250クラスの車体に比べてスリムな感じがして、幾分ラクな気がします。シートも柔らかめで座り心地は抜群。タンデム側ともフラットにつながっているので、後ろに乗る人もライダーと一体感があり、タンデムツーリングでも疲れづらいのではないでしょうか。

SR400をオススメするなら変わらないレトロな雰囲気が好きな人や、カスタムで自分色に染めていきたい人かな。女性でも楽しめるSRですが、エンストだけはご用心。キック2回でエンジンがかかったと書きましたが、実はうまくいかないときは5分~10分かかったことも…。でも、キックでエンジンがかかったときの「やった~!」って他のバイクじゃ味わえない感激や達成感もあったりするわけですよ。そこもまた、SRに乗りたくなる面白さの一つだと思います。

ヤマハ SR400と小鳥遊レイラさんヤマハ SR400と小鳥遊レイラさん

■5つ星評価
パワーソース:★★
フットワーク:★★★★
コンフォート:★★★★★
足着き:★★★★★
オススメ度:★★★★

小鳥遊レイラ|愛称:ことりちゃん
レースクイーンに憧れてモータースポーツ業界へ。しかしMOTOR STATION TVでの出演をきっかけに走る方に目覚めてしまい、いきなり大型二輪免許を取得。現在では2輪4輪共にサーキットを走り、一昨年に4輪のレース参戦のためJAF国内A級ライセンスを取得。先日、MFJロードレース国内ライセンスを取得して、今年は2輪でもレースに参戦予定。イベントMCから2&4輪の耐久レース参戦まで楽しむモータースポーツ女子。身長は160cm。

《小鳥遊レイラ》

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