進路変更禁止の事前注意喚起、「矢羽根型」で全国整備 警察庁

矢羽根型の車線変更禁止の注意喚起
矢羽根型の車線変更禁止の注意喚起全 3 枚
警察庁は「進路変更禁止」を事前に注意喚起するための表示を新設したと発表した。

「進路変更禁止」の交通規制は、交差点の手前に車両通行帯の境界部に設ける黄色実線の道路標示により実施しているが、規制が実施されていることを事前に注意喚起するための表示を新設した。

注意喚起を表示するのは、運転者がゆとりを持って、進行したい車両通行帯への進路変更を行えるようにすることで、交通の安全と円滑を図るのが目的。

東京都内の交差点2カ所で、2パターンの注意喚起表示を試行設置した。この結果、進路変更禁止の規制区間で進路変更した車両の台数(平日の7時~19時)は、「矢羽根型」の入谷交差点で96%減、「ドット型」の西麻布交差点で86%減少し、一定の効果が認められた。

ドット型は、設置費用が矢羽根型の約3.8倍で、車両の走行部分にも施工されるため摩耗が懸念される。費用対効果の観点から、矢羽根型を法定外表示の標準仕様として設定し、今後整備していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  2. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  3. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  4. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  5. 【ジープ レネゲード eハイブリッド 新型試乗】レネゲード、ここにいよいよ極まれり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る