駆動用モーターの市場規模、年33.7%で成長 2026年に173億ドル見込み

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自動車用トラクション(=駆動用)モーターの市場規模は、2021年の41億ドルから年平均33.7%で成長し、2026年には173億ドルに達する見込み。電気自動車の需要の増加、高性能モーターの製造、当局の支援などが市場を牽引する要因だ。

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グローバルインフォメーションは、市場調査レポート『自動車用トラクションモーターの世界市場(~2026年):モーター(PMSM・DCブラシレス・AC誘導)・タイプ(AC・DC)・EV区分(BEV・HEV・PHEV)・出力(200KW未満・200~400KW・400KW超)・車両区分(乗用車・商用車)・地域別』(発行:MarketsandMarkets) の販売を4月26日より開始した。

レポートによると、新型コロナウイルス感染症COVID-19の発生は新車の生産と販売に世界規模の影響を及ぼしたが、電気自動車の販売は良好だった。2020年に販売されたEVの数は、2019年に販売されたEVの数を上回った。しかし部品製造にはマイナスの影響があり、小規模なTier II およびTier IIIメーカーは、資金繰りの問題に直面したという。

2020年後半から業界は緩やかな回復を見せ、BEV(バッテリーEV)およびPHEV(プラグインハイブリッドEV)の世界出荷台数は前年比43%増となった。

中国では2020年後半にNEV販売が回復し、7月から12月までの成長率は前年同期比80%以上となった。米国ではテスラ『モデルY』が発売されたものの、EVの販売台数は4%の増加にとどまった。日本、カナダ、オーストラリアではEV販売台数は減少した。

パンデミックは主要プレーヤーの収益に影響を与えたが、多くの国で電気自動車の販売が増加したため、2020年の自動車用トラクションモーター市場は全体的に成長した。レポートは、2020年以降は着実な回復が見込まれ、市場はさら成長すると予想する。

レポートによると市場の牽引要因は、高性能モーターの需要増だ。モーター設計の高度化、許容範囲の拡大、優れた磁性材料の使用などにより、モーターの高効率化が求められており、小型でエネルギー効率の高いモーターの需要が高まっている。

レポートによると、永久磁石モーターは、誘導(非同期)モーターに比べて高効率、高出力密度、小型軽量であることから、電気自動車の駆動用モーターとして広く使用されている。また、大型のモーターに比べて小型のモーターは、安価で効率が良く、使い勝手が良い傾向にある。高性能な永久磁石式IE4/IE5モーターは、永久磁石の特性を最大限に活かしている、と分析する。

《高木啓》

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