ハーレーダビッドソン、「ライブワイヤー」を独立…フル電動二輪車ブランドに

ハーレーダビッドソンのフル電動二輪車ブランド「ライブワイヤー」のロゴ
ハーレーダビッドソンのフル電動二輪車ブランド「ライブワイヤー」のロゴ全 6 枚

ハーレーダビッドソン(Harley-Davidson)は5月10日、フル電動二輪車ブランドとして、「ライブワイヤー(LiveWire)」を立ち上げると発表した。

ハーレーダビッドソン初の電動モーターサイクルが、『ライブワイヤー』だ。モーターは、最大出力100hp、最大トルク11.9kgmを発生する。高電圧バッテリーは、市街地で235km、高速道路で152kmの航続を可能にしている。

ハーレーダビッドソンは、このライブワイヤーを独立したブランドに位置付ける。ライブワイヤーは今後、フル電動二輪車ブランドとして、ラインナップを拡大する計画。最初のライブワイヤーブランドのモーターサイクルは7月9日、国際モーターサイクルショーで初公開される予定だ。

ライブワイヤーはEVに専念し、将来のテクノロジーを開発し、モーターサイクルの変革をリードするために必要な機能に投資する計画だ。ハーレーダビッドソンとライブワイヤーは、それぞれのコアセグメントで業界をリードするために、テクノロジーを共有していく。

また、ライブワイヤーは、仮想的に本社を置き、米国カリフォルニア州シリコンバレーとウィスコンシン州ミルウォーキーに最初のハブを置く。販売に関しては、オンラインと対面セールスの2種類とし、顧客が選択できるようにする。米国ではカリフォルニア州を皮切りに、ライブワイヤーの専用ショールームを展開。顧客は没入型で革新的な方法で、ライブワイヤーブランドを体験できるようになるという。

ハーレーダビッドソンのヨッヘン・ツァイツ社長兼CEOは、「ライブワイヤーをフル電動二輪車ブランドとして立ち上げることで、市場をリードする。ライブワイヤーは将来、ハーレーダビッドソンの電動バイクに適用できる技術も開発していく」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型マツダ『CX-5』発表に「先代よりマッチョ」「今風になった」など反響! 注目はサイズとインテリア
  2. スバル初の小型EVクロスオーバー『アンチャーテッド』、7月17日発表へ
  3. レクサスの新境地を開くか...『ES』に「スポーツクロス」導入の噂
  4. 何が変わる? 国交省が自動車整備の「事業規制」を見直し…知っておくべき7項目
  5. 話題の特定小型原付『ウォンキー』にマットホワイト追加! 大容量バッテリーも選択可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る