メルセデスマイバッハ Sクラス 新型、受注を欧州で開始…16万4565ユーロから

新型Sクラスとは異なる専用のエクステリア

エグゼクティブシートを標準装備

エンジンをアシストする最大15kWのブースト電力

メルセデス マイバッハ Sクラス 新型
メルセデス マイバッハ Sクラス 新型全 21 枚

メルセデスベンツは5月18日、新型メルセデスマイバッハ『Sクラス』(Mercedes-Maybach S-Class)の受注を欧州で開始した。ドイツ本国でのベース価格は、16万4565ユーロ(約2190万円)と発表されている。

【写真】メルセデスマイバッハ Sクラス 新型(全21枚)

同車は、新型メルセデスベンツSクラスをベースに、よりラグジュアリー性を高めた「メルセデスマイバッハ」ブランドのモデルとなる。新型は、メルセデスマイバッハSクラスとしては、2世代目となる。

新型Sクラスとは異なる専用のエクステリア

フロントには、クロームメッキのフィンを備えたメルセデス マイバッハ専用デザインのボンネットとラジエーターグリルが装備される。MAYBACHのマークは、グリルのクロームサラウンドにエレガントに表現された。後部ドアは新型Sクラスよりも大きく、乗降性に配慮。Cピラーには固定式のクォーターライトを採用し、マイバッハブランドのロゴが配される。電動コンフォートリアドアがオプションで選択できる。

手作業で施されるツートン塗装仕上げは、マイバッハらしいオプション装備だ。オプションの「DIGITAL LIGHT」は、前方の道路にガイドラインや各種警告サインを投影する。

新型メルセデスマイバッハSクラスのボディサイズは、全長5469mm、全幅1921mm、全高1510mm、ホイールベース3396mm。ベース車両の新型Sクラスのショートホイールベース車に対して、全長とホイールベースは290mm延長されている。メルセデス マイバッハ Sクラス 新型メルセデス マイバッハ Sクラス 新型

エグゼクティブシートを標準装備

新型メルセデスマイバッハSクラスでは、ホイールベースの延長により、後席乗員の快適性を引き上げる。標準の「エグゼクティブシート」によって、後席の居住スペースは、移動オフィスや隠れ家になるという。

エグゼクティブシートは、座面と背もたれを個別に調整できる。前席後方のフットレストと電動式のレッグレストを採用することで、快適なリクライニングを実現し、快適な睡眠姿勢を可能にする。レッグレストの調整幅が、従来型比で50mm拡大された。ふくらはぎ部分のマッサージ機能や、首や肩のヒーターなどが装備される。メルセデス マイバッハ Sクラス 新型メルセデス マイバッハ Sクラス 新型

エンジンをアシストする最大15kWのブースト電力

新型のパワートレインには、第2世代の統合スタータージェネレーターの「ISG」を、一部グレードに搭載する。ISGはエンジンとトランスミッションの間に配置された電気モーターで、オルタネーターとスターターの機能も兼ねている。

この電気モーターと48Vの電気システムにより、従来のハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行い、リチウムイオンバッテリーに蓄電する。エンジンが低回転時には、最大15 kWのブースト電力を利用して動力補助を行うことで、高い効率性と力強い加速を実現した。48Vまで高められた電気システムにより、動力補助に充分な出力を得ることができるという。

また、高速道路などでの低負荷走行時には、エンジンを休止させて、惰性走行して燃費を稼ぐ。エンジンのスタート/ストップ機能も、さらに快適になった。新型は、全モデルに4WDが標準となる。

トランスミッションは9速の「9G-TRONIC」を、ISGと一体設計した。これにより、電気モーター、パワーエレクトロニクス、トランスミッションクーラーが、トランスミッションと統合されている。 ISGと組み合わせて、電気冷媒コンプレッサーを使用した。このため、エンジンが停止している時でも、空調を最適にコントロールできる、としている。

《森脇稔》

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