10億円超の新型ブガッティ、市販モデルが市街地にあらわる…1600psの「チェントディエチ」

ブガッティ チェントディエチ 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
ブガッティ チェントディエチ 市販型プロトタイプ(スクープ写真)全 22 枚

ブガッティが2019年8月の「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」にて発表したハイパーカー『チェントディエチ』。その市販型プロトタイプ第一号の実車を、スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

イタリア語で「110」を意味するチェントディエチは、1991年世界に大きなインパクトを与えた『EB110』へ敬意を表し、同社の創業110周年記念モデルとして誕生した。

捉えたプロトタイプは、4分割されたエアインテークのセンターに馬蹄形の給気口を備え、EB110へのオマージュを色濃く表現していることがわかる。またブガッティの特徴であるC字型Bピラーの代わりに5つのダイヤモンド型エアインテークを備えるが、プロトタイプではカモフラージュされており、最終的なデザインは明かされていない。また2月に発表された公式画像とは異なるホイールも確認できる。

ブガッティ チェントディエチ 市販型プロトタイプ(スクープ写真)ブガッティ チェントディエチ 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
そのほかフロントスポイラー、サイドスカート、リアスポイラー、縦2段に配置されたクワッドエキゾーストパイプ、3つのディフューザーなどに変更はないようだ。

ガラスの下に見えるエンジンは、『シロン』より99ps強力な最高出力1600psを発揮する8.0リットルW型16気筒+4ターボエンジンだ。軽量ワイパーやカーボンファイバースタビライザー、スペシャル加工のサイドミラーのおかげでシロンより20kg軽量化され、0-100km/h加速を2.4秒、リミッター作動による最高速度は236マイル(380km/h)に達する。

これは1870万ドル(約20億円)の『ラ ヴォワチュール ノワール』や『ディーヴォ』、『シロン スーパースポーツ300+』などこれまで製造されたスペシャルなモデルの中でも最も強力なスペックとなっている。

チェントディエチ市販型は、わずか10台のみの限定生産で、その価格は976万ドル(約10億1000万円)。2022年初頭にデリバリーが開始される予定だ。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  2. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  3. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  4. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  5. ブラバスが「いかつすぎる」新型スーパーカーを発表! 1000馬力の超絶パワーに「頭抜けてる」と驚きの声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る