相対位置情報を出力、4眼ステレオカメラ車両検出パッケージ ZMPが受注開始

4眼ステレオカメラ RoboVision3(車載イメージ)
4眼ステレオカメラ RoboVision3(車載イメージ)全 2 枚

ZMPは5月19日、4眼ステレオカメラ「RoboVision3」を用いた「RoboVision3 車両検出パッケージ」の受注を開始した。

現在 ADAS・自動運転やロボット開発にて、LiDARよりも安価に量産が可能なカメラを使用した環境認識が注目を集め、特にカメラだけで距離を算出できるステレオカメラは研究開発でも活用されている。

新製品は、RoboVision3のソニー製高感度CMOSイメージセンサーIMX390で取得したステレオ画像データを元にディープラーニングにより、車両までの相対位置(検出ID、X:距離、Y、Z、物体サイズ)情報を出力。検出可能な距離は3m~80mで、前走車検出の場合、約80km/h程度の速度域での活用も可能になる。

新製品は、RoboVision3と車両検出ソフトウェア、専用PCで構成され、Ethernetで出力できる。ソフトウェアのインストールやキャリブレーションは設定済み。納品後、すぐに現在開発している自動運転システムへ統合し、データ取得を実施してアルゴリズム検証に使用できる。

価格はRoboVision3本体と合わせて319万円。2021年8月の出荷を予定している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  2. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  3. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  4. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタに生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  5. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る