コンチネンタルの新世代デジタルキー、スマホを使用…ドイツイノベーションアワード金賞

コンチネンタルのスマートフォンを使った新世代のデジタルキー「CoSmA」の作動イメージ
コンチネンタルのスマートフォンを使った新世代のデジタルキー「CoSmA」の作動イメージ全 1 枚

コンチネンタル(Continental)は5月18日、スマートフォンを使った新世代のデジタルキー「CoSmA」が、「ドイツイノベーションアワード」において、最高位の金賞を受賞した、と発表した。

ドイツイノベーションアワードは、ドイツ連邦議会の主導で設立されたドイツデザインカウンシルが、毎年発表している。審査員は製品の使いやすさ、経済効率、持続可能性、品質、将来の実行可能性を含めたテクノロジーを評価する。

コンチネンタルは、スマートフォンベースの車両アクセスシステムとして、「CoSmA」を開発した。CoSmAテクノロジーは、従来のキーに代わるものだ。ドライバーはスマートフォンを使用して車にアクセスし、ロックを解除して、エンジンを始動できる。

システムの中核は、車両へのアクセス認証を含むデジタルキーだ。 ひとつのアプリで、車両の所有者は複数のデジタルキーを同時に管理し、家族や友人と簡単に共有できる。ネット通販で購入した商品を、車内に配達してもらうことも可能だ。「Continental.cloud」のキー管理システムによって認証されるとすぐに、車両へのアクセスが許可される。

コンチネンタルのスマートフォン経由の車両アクセスでは、基本バージョンで「Bluetooth Low Energy(BLE)」を使用する。新世代のデジタルキーでは、超広帯域(UWB)テクノロジーを利用しており、より便利で新しい機能を提供する。

スマートフォンの位置が正確に特定されるとすぐに、システムは車両のロック解除し、エンジンを始動できる。スマートフォンをポケットなどから取り出す必要はない。正確な位置情報により、スマートフォンを使った遠隔操作による駐車など、新しい機能も実現する。

また、UWBテクノロジーを備えたスマートフォンベースのソリューションは、キー信号を傍受して車両を盗む「リレーアタック」による不正アクセスから、車両を保護してくれる。

《森脇稔》

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