トヨタTRI、次世代のゼロエミッション車向け素材を研究開発へ

トヨタ・ミライ 新型(米国仕様)
トヨタ・ミライ 新型(米国仕様)全 5 枚
トヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)は5月18日、次世代のゼロエミッション車向け素材を、米国のおよそ10の大学と共同で研究開発すると発表した。

2016年1月、米国カリフォルニア州シリコンバレーに設立されたTRIは、5年間で約10億ドルの予算を投じ、主に4つの目標を掲げて人工知能(AI)研究に取り組んできた。具体的には、事故を起こさない車をつくるという究極の目標に向けて、車両の安全性を向上させるとともに、従来以上に幅広い人々に運転の機会を提供できるよう、車をより利用しやすいものにするために尽力してきた。

今回TRIは、次世代のゼロエミッション車向け素材を、米国のおよそ10の大学と共同で研究開発すると発表した。TRIはこの研究開発プログラムに今後4年間で、3600万ドルを投資する。

TRIと米国の大学の研究開発プログラムでは、EVや燃料電池車向けの新素材の開発に取り組む。TRIは、排出ガスのないカーボンニュートラルな車両向けの新素材の開発を加速する、としている。トヨタTRIと米国の大学の共同研究開発プログラム

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. セナのF1マシンにインスパイア、12台限りのロータス『エミーラ』が公開…IAAモビリティ2025
  2. フェラーリ『849テスタロッサ』、日本初披露…価格は6465万円から
  3. 日産の新デザイン、『セントラ』新型を米国発表…「Vモーショングリル」に新解釈
  4. 「可愛い」とは何なのか? スズキ『アルトラパン』CMFデザイナーが語る「可愛いの多様化」に応える色とデザイン
  5. トヨタ『ランドクルーザー250』、米2026年型は今秋発売…日本にない326馬力「i-FORCE MAXハイブリッド」搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る