アウディA1スポーツバック、2.0ターボがパワーアップ…2022年型を欧州発表

「40TFSI」グレードが最大出力207psに

アスカリブルーのボディカラーに合わせたコーディネート

Sラインらしいスポーティなインテリア

アウディA1スポーツバック の2022年モデル
アウディA1スポーツバック の2022年モデル全 8 枚
アウディは5月20日、『A1スポーツバック』(Audi A1 Sportback)の2022年モデルを欧州で発表した。

◆「40TFSI」グレードが最大出力207psに

アウディA1スポーツバックの2022年モデルでは、最上位グレードの「40TFSI」グレードを中心に変更が施された。2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TFSI」は、最大出力207ps、最大トルク32.6kgmを発生する。最大出力は、従来よりも7ps引き上げられた。アウディによると、欧州の最新の排気ガス基準に対応するためのチューニングによるものだという。

強化されたパフォーマンスに加えて、アウディは40TFSIグレードのエクステリアとインテリアのスポーツ性を強調するために、「Sラインコンペティション」をオプション設定した。このSラインコンペティションは、1.5リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン(最大出力150ps、最大トルク25.5kgm)を搭載する「35TFSI」グレードと、1.0リットル直列3気筒ガソリンターボエンジン(最大出力110ps、最大トルク20.4kgm)を積む「30TFSI」グレードでも選択できる。

◆アスカリブルーのボディカラーに合わせたコーディネート

Sラインコンペティションパッケージでは、アスカリブルーのボディカラーを選択した場合、プラチナグレーのドアミラーとプラチナグレーのラミネート加工されたアウディリングが装備される。ルーフとサイドロッカーパネルはミトスブラックで塗装した。シングルフレームグリルはマットブラック、フレームはハイグロスブラックで、前後の4つのリングとエンブレムもブラック仕上げとした。

また、ダークLEDヘッドライトとダークLEDテールライトを組み合わせることで、Sラインコンペティションのアスカリブルーのボディカラーとコーディネートを図っている。

さらに、マットプラチナグレーのフロントスポイラーブレード、プラチナグレーのドアミラーカバー、ロッカーパネルの上のプラチナグレーのラミネートリングも採用した。ミトスブラックのSラインリアスポイラーとプラチナグレーのディフューザークリップもSラインコンペティション専用となる。スポーティな外観をさらに高めるために、オプションで18インチアルミホイールも選択できる。

◆Sラインらしいスポーティなインテリア

アウディスポーツは、すべてのA1スポーツバックに、「Sラインインテリア」の赤のステッチも用意している。インテリアの赤いアクセントが、コンパクトなA1のスポーティなキャラクターを際立たせるという。

フロントのスポーツシートは、ファブリックと「mono.pur」レザーレットの組み合わせ、またはアルカンターラとmono.purレザーレットの組み合わせから選択できる。どちらのオプションも、エクスプレスレッドのステッチを備えている。フロアマット、ハンドブレーキレバー、シフトレバー、ステアリングホイールにも、赤い装飾ステッチが施された。センターアームレストと赤いステッチのドアアームレストもオプションで注文できる。黒いサンルーフがスポーティなインテリアを完成させるという。

アウディA1スポーツバックのSラインコンペティションの受注は、ドイツ本国では5月20日から開始され、納車は8月に始まる予定。ドイツ本国でのベース価格は、2万7470ユーロ(約365万円)と発表されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. BMWが機能向上、『2シリーズ』新色・『4シリーズ』照明強化・『5シリーズ』利便性アップ…今秋から欧州で
  4. ルノー『ルーテシア』改良新型、燃費25.4km/L…エスプリ・アルピーヌ設定
  5. スズキ『クロスビー』改良新型、内外装を刷新…215万7100円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る