ポルシェ、車の内部を“透視”できるARアプリ開発…タイカンの解説

ポルシェが開発した「タイカンARイベントアプリ」のイメージ
ポルシェが開発した「タイカンARイベントアプリ」のイメージ全 18 枚

ポルシェ(Porsche)は5月21日、EVスポーツカーの『タイカン』のテクノロジーを拡張現実(AR)で紹介するアプリ「タイカンARイベントアプリ」を開発した、と発表した。

このアプリを利用すると、タイカンの詳細を掘り下げ、EVスポーツカーのエンジニアリング、独自のテクノロジー、高度な充電インフラストラクチャについて、知ることができるという。

ポルシェは、ドイツ・フランクフルトを拠点とする複合現実の専門集団、「NSYNK」とのコラボレーションによって、スマートフォンでタイカンの内部を透視するかのように見ることを可能にした。タイカンARイベントアプリは、フルEVスポーツカーのメカニズムを、拡張現実によって詳細に確認できるように開発された。

これにより、ユーザーは映像と音を使用して、タイカンを特別なものにしているエンジニアリングの詳細、技術、充電インフラストラクチャを理解することができるという。

ポルシェによると、EVなど自動車のメカニズムを示すには従来、カットモデルを製作する必要があった。しかし、これはコストがかかり、エンジニアは手作業でカットモデルを作らなければならなかった。また、輸送に不向きで、非常に壊れやすいという欠点もあった。

タイカンARイベントアプリは、カットモデルよりも柔軟かつインタラクティブな方法で、車両のエンジニアリングの詳細をより多く表示できる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. 新型ダイハツ『ムーヴ』用エントリー車高調が早くも登場! タナベ「サステックプロCR」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る