「DNPモビリティポート」本格展開へ、多様なモビリティをつなぐ交通結節点

DNPモビリティポートのイメージ
DNPモビリティポートのイメージ全 2 枚

大日本印刷(DNP)は5月26日、多様なモビリティをシームレスにつなぎ地域の周遊を促進する交通結節点「DNPモビリティポート」を開発したと発表した。

地方では少子高齢化や過疎化の進展に伴い、公共交通機関の維持・存続が困難となりつつあり、都市部では交通渋滞や環境問題などの課題もある。規制緩和により、様々なモビリティサービスが始まっているが、それぞれが連携していないため、使い勝手が良いものになっていない。

DNPモビリティポートでは、デジタルサイネージでさまざまな地域情報や公共交通の運行情報、デマンドタクシー・デマンドバスの呼び出し、小型モビリティ・シェアサイクルの貸し出し状況などの情報を提供。スマートフォンでの閲覧も可能とし、さまざまなモビリティサービスの連携を進め、交通の利便性および地域での人々の回遊性を高める。

DNPモビリティポートは、2020年から2021年にかけて複数の実証事業に導入。検証結果をフィードバックし、機能やユーザビリティを高めてきた。DNPでは2022年度からの本格展開を目指し、高齢者や観光客を含む様々な利用者の利便性を向上するとともに、モビリティを効率的に組み合わせることで温室効果ガス(GHG)排出量削減にも貢献していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る