BMW S1000R フルモデルチェンジ、スーパースポーツ S1000RR のネイキッド仕様

BMW S1000R
BMW S1000R全 29 枚

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、BMWモトラッドの大型ネイキッドスポーツ『S1000R』をフルモデルチェンジし、6月18日より販売を開始する。

新型S1000Rは、スーパースポーツ『S1000RR』のエンジンやシャシーを受け継ぐスーパーネイキッドスポーツ。S1000RRをベースにしながら、必要最小限の装備のみを採用することで、ダイナミックで俊敏なレスポンスを実現している。

新開発の並列4気筒エンジンは、ベースとなったS1000RRのエンジンより5kg軽量化し、ギア比を最適化。幅広い回転域でより快適な乗り心地を実現するとともに、最高出力165ps/最大トルク114Nmを発揮する。さらに、4、5、6速のギアを最適化(ロングレシオ化)。郊外での走行でも騒音を抑えるとともに、エンジン回転数を制限し、燃費性能を高めている。

S1000RRをベースとした足回りには、フレックスフレーム、吊り下げ式スイングアームを採用した新開発の軽量サスペンションを装備する。フレックスフレーム内に組み込んだエンジン自体により大きな負荷支持機能を持たせることで、フレーム全体をスリム化。自由度が高いリラックスしたライディングポジションを実現する。

機能面では、バンクさせたままブレーキをかける際の安全性を向上させるABSプロ、トラクションコントロール、ウィリー制御機能を装備したダイナミックトラクションコントロール(DTC)などを装備。走行モードは「レイン」「ロード」「ダイナミック」の3種類を設定し、様々な走行条件に適応する。

6.5インチのTFTディスプレイは悪条件下でも高い視認性を備え、ライダーの目的に応じて表示内容をカスタマイズ可能。通常の公道走行に必要な情報はもちろん、バンク角度や減速度、トラクションコントロールの状況なども表示できる。ハンドルにあるマルチコントローラーで操作でき、安全性を損なうことなく必要な情報にアクセスできる。

また、新型LEDヘッドライトおよびLEDライトユニットを標準装備。ロービームとハイビームを備えたメインヘッドライトや、新デザインのターンインディケーター、テールライトにもLEDを採用することで、夜間走行時の安全性を確保する。リヤターンインディケーターはS1000RRと同じものを装備。テールライトおよびブレーキライトの機能を備える。

価格は178万円から235万円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る