【ジープ コンパス 改良新型】日本法人社長「より洗練され、さらにモダンに、そして安全になった」

ジープ・コンパス改良新型
ジープ・コンパス改良新型全 3 枚

FCAジャパンは一部改良したジープ『コンパス』を6月26日から販売を開始すると発表した。内装デザインを変更したほか、安全装備を充実させたのが特徴で、価格は346万円からとなっている。

FCAジャパンのポンタス・ヘグストロム社長は6月2日のオンライン発表会で、「今回のモデルチェンジでは基本構成には大きく手を入れず外観的には少し整えた程度にとどめている」としながらも、「その代わり内装並びに装備、とくに安全装備は大幅にアップデートし、よりプレミアム感を醸し出す造形や質感に手をかけた。ジープ・コンパスはより洗練され、さらにモダンに、そしてより安全になった」と紹介した。

このうち装備面に関してヘグストロム社長は「ジープ・コンパスは明確な目的意識のもと、よりカスタマー・ファーストな製品となった。新型コンパスには様々な車載テクノロジーが盛り込まれており、その中には新しくなった(インフォテイメントシステムの)Uconnect5や2つの10インチ・ディスプレイが含まれる。ハードウエアは処理速度が5倍になり、2つの大型スクリーンはパーソナライズ機能が拡張され、お気に入りの機能を1または2タッチで呼び出すことができる」と述べた。

一方、安全性に関しては「全モデルに標準装備となるのは前面衝突警報、アクティブレーンマネジメント、リアバックアップカメラ。加えて最新のドライバーアシスタンスシステムには、自動的に法定速度を認知し走行速度を制御するインテリジェントスピードアシスト、車両の挙動を検視し走行車線からの逸脱やステアリング入力などから疲労・居眠り運転を検知するドライバーアテンションアラート、歩行者&サイクリスト検知機能付き衝突被害軽減ブレーキが含まれている」と解説。

さらに「LEDヘッドライトとフォグランプが夜間や視界不良の際にも安全なドライビングを可能にする。LEDヘッドライトは現行モデルのキセノンタイプに比べてほぼ倍の明るさを実現している」とも付け加えた。

ラインアップは従来と同様に3グレード構成となっており、このうちエントリーグレードのスポーツは、フロントとリアのLEDライトを始め、ブラインドスポットモニター、アクティブ・レーンマネジメントシステムなどを装備。

ヘグストロム社長は「これらは価格に換算すると25万円相当の装備になるが、上乗せ価格は10万円の346万円に抑えた。これは若い世代の方々がジープを手に入れやすくする努力の一環」と説明した。

その上で「エレガントさとモダンさにより磨きをかけ、室内を全面的に刷新して快適性と利便性を改善。市街地での運転をよりスマートに昇華した」と締めくくった。
【ジープ コンパス 改良新型】内外装デザインを刷新、安全・快適機能も強化…価格は346万円から

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る