商用バンに搭載できるATM---機動力強化 OKIが宮崎銀行に納入

宮崎銀行の「移動ATM車」
宮崎銀行の「移動ATM車」全 2 枚

沖電気工業(OKI)は3日、宮崎銀行に一般車両搭載用の小型ATM(現金自動預払機)を納入したと発表した。宮崎銀行は災害発生時のBCP(事業継続計画)対応強化を目的に、小型ATMを一般車両に搭載した『移動ATM車』として利用する。

一般車両搭載用の小型ATMは、沖電気工業の紙幣還流型ATMに一般車両に搭載できる機動力を加えたもの。従来のATMを基本部、通帳部、紙幣部の3つのモジュールに分割することで、無線対応を可能とした。

従来の大型トラック等を使った金融機関の移動店舗と異なり、ATMを市販の商用バンに搭載できるため、車両の改造や大型車両運転手の手配などが不要で、導入コストや維持コストを大幅に削減する。

同ATMを搭載した移動ATM車は大型トラックでは入れない細い路地や駐車スペースの狭い場所にも乗り入れることが可能で、顧客は災害発生時にもさまざまな場所でATM取引を利用することができる。

宮崎銀行は、台風などの災害発生時に移動ATM車を被災地に派遣し、通常のATMのサービス全般を提供することで、災害時の現金ニーズに応え、顧客の利便性向上につなげる。

《保知 明美》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. V8エンジン搭載のレクサスセダン『IS500』がクライマックス! 950万円の特別仕様を発売
  5. 晴れた日の洗車が愛車を傷つける! “夏洗車”の落とし穴と対策~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る