【F1 アゼルバイジャンGP】初日はレッドブル・ホンダのワンツー…ホンダ4台がトップ10入り

F1アゼルバイジャンGP
F1アゼルバイジャンGP全 10 枚

F1第6戦アゼルバイジャンGPが4日、アゼルバイジャン共和国の首都バクー市街地コースを舞台に開幕。フリー走行2回目はセルジオ・ペレスがトップ、マックス・フェルスタッペンが2番手で、レッドブル・ホンダがワンツーで初日を締めくくった。

昨年、アゼルバイジャンGPは新型コロナウイルス感染症拡大により中止となり、2年ぶり4回目の開催となる。モナコGPと同じくコースサイドに壁が迫る市街地コースだが、コース幅が広い高速区間もあり、同じ市街地コースでも違った要素が必要となるコースだ。

フリー走行2回目は60分のセッションのうち、20分を経過した時点から予選を想定したソフトタイヤでのタイムアタックが始まり、まずはカルロス・サインツ(フェラーリ)が1分42秒243を記録してトップに立った。その直後、1分42秒436で2番手だったシャルル・ルクレール(フェラーリ)がウォールにヒット。多くのマシンがソフトタイヤでアタックしていたが、タイム更新が図れないまま、コース上はバーチャルセフティーカー状態(一定速度で各車の間隔を保って走行)となった。

この時点でトップはサインツ、2番手はルクレール。そしてピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)がトップから0.3秒遅れの3番手につけていた。

バーチャルセフティーカーが解除されると、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)が1分42秒115を記録してトップに浮上。そしてマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が1分42秒216で2番手に上がってきた。

その後は決勝レースを見据えたロングランが行われたため、このタイムを更新するものはなく、フリー走行2回目はペレスがトップ、フェルスタッペンが2番手で、レッドブル・ホンダのワンツーで締めくくられた。

フェラーリのサインツ、ルクレールが3-4番手につけ、5番手がガスリー、6番手がフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)。以下アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、エステバン・オコン(アルピーヌ)と続き、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が10番手につけ、ホンダ勢4台すべてがトップ10以内で初日を終えた。

常にトップ争いに加わるメルセデス勢はルイス・ハミルトン(メルセデス)が11番手、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が16番手と低迷した。

アゼルバイジャンGPは5日にフリー走行3回目と公式予選が行われ、日本時間6日21時に51周の決勝レースがスタートする。

■F1アゼルバイジャンGP フリー走行2回目結果
1. セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)/1分42秒115
2. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)/1分42秒216
3. カルロス・サインツ(フェラーリ)/1分42秒243
4. シャルル・ルクレール(フェラーリ)/1分42秒436
5. ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)/1分42秒534
6. フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)/1分42秒693
7. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)/1分42秒941
8. ランド・ノリス(マクラーレン)/1分43秒018
9. エステバン・オコン(アルピーヌ)/1分43秒020
10. 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)/1分43秒130
11. ルイス・ハミルトン(メルセデス)/1分43秒156
12. キミ・ライコネン(アルファロメオ)/1分43秒220
13. ダニエル・リカルド(マクラーレン)/1分43秒298
14. ランス・ストロール(アストンマーチン)/1分43秒812
15. セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)/1分43秒881
16. バルテリ・ボッタス(メルセデス)/1分44秒184
17. ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)/1分44秒557
18. ニキータ・マゼピン(ハース)/1分45秒563
19. ミック・シューマッハ(ハース)/1分46秒095
20. ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)/1分46秒983

《藤木充啓》

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