フィアット、全ラインナップを電動車のみに…2030年までに

フィアット 500 新型
フィアット 500 新型全 6 枚

フィアット(Fiat)ブランドは6月4日、6月5日の「世界環境デー」に合わせて、2030年までに全ラインナップを電動車のみにすると発表した。

写真:フィアット 500 新型

フィアットは2020年3月、新型『500』を欧州で発表した。パワートレインはEVのみとし、持続可能なモビリティの実現に向けた取り組みを加速している(内燃エンジン搭載の現行500も併売)。

フィアットは、この新型500を皮切りに、2030年までに全ラインナップを電動車のみにする。内燃機関を搭載した車両と同等の価格のEVを、バッテリーのコスト低下に合わせて、できるだけ早く市場に投入することを目指していく。

また、フィアットは、全車の電動化に合わせて、都市部の充電ポイントを拡充し、急速充電ステーションの普及を促進する。集合住宅でも充電ポイントの数を増やすなど、既存の建物を電動化に適応させる必要があるという。

なお、フィアットブランドの電動化は、2025年から加速し、2030年に全車電動化を達成することを目指す。フィアットブランドのオリヴィエ・フランソワCEOは、「これはフィアットにとって、根本的な変化」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  2. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  3. トヨタ『スープラ』1000台以上をリコール…水が浸入して火災のおそれ
  4. BMWが24車種4万台をリコール…濡れると火災のおそれ
  5. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る