東京メトロ半蔵門線に新型車 18000系…明るいパープル[詳細写真]

東京メトロ半蔵門線に新型車 18000系
東京メトロ半蔵門線に新型車 18000系全 41 枚
東京地下鉄(東京メトロ)は、半蔵門線に新型車両「18000系」を2021年度上半期より順次、導入する。インテリアは半蔵門線のラインカラーの色彩に同調させることで、明るさや活気を感じさせる車内空間をめざした。

ラインカラーのパープルを基調に、床から天井に向かって明るい色になるようにトーンオントーンの配色を採用した。座席には消臭、抗菌、抗ウイルス加工が施された表地を採用し、幅を従来の8000系の430mmから460mmに拡大した。また連結面ドア、座席横の仕切り、および荷棚に透明な強化ガラスを採用し、車内の開放感を高めた。先に発表された有楽町線・副都心線向けの17000系と同様、全車両にフリースペースを設置した。

18000系では車両とホームの段差を8000系と比べて低減した。車両床面の高さを1200mmから1140mmに設定し、ドア出入口下部の形状をホーム側に傾斜させた。フリースペース付近のドアのレールには切り欠きを施し、車いすやベビーカーの利用者の乗降性を向上させた。これらの施策も17000系と同様だ。

18000系の乗務員室の機器配置は相互直通他社(東武、東急)の車両と共通化を図っている。1運転台あたり3台のモニタ表示器を搭載しており、通常はメーター画面とTIS(車両情報管理装置)モニター画面を表示する。残り1画面は他のモニター表示器故障時のバックアップだ。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. ダイビングで拾ったゴミとMITSUBISHIトライトンで見つけた新しい相棒関係PR
  3. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  4. フィアット『グランデパンダ』、ガソリンエンジン+6速MTを欧州設定…電動車以外の選択肢に
  5. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る