VWの電動SUV『ID.4』のオフロードラリー仕様、米博物館で展示

フォルクスワーゲン ID.4 オフロードコンセプト
フォルクスワーゲン ID.4 オフロードコンセプト全 8 枚

フォルクスワーゲンは6月7日、『ID.4オフロードコンセプト』(Volkswagen ID.4 off-road concept)が、米国ピーターソン自動車博物館のEV展示に追加された、と発表した。

ピーターソン自動車博物館は、米国カリフォルニア州ロサンゼルスにある。ロバートEピーターソン氏によって1994年に設立され、世界中の名車を収蔵。世界最大の自動車博物館のひとつとされている。

ID.4オフロードコンセプトは、フォルクスワーゲンの新世代EVの「ID.」ファミリー初の電動SUV 、『ID.4』をベースにオフロードラリー参戦車に仕立てた1台だ。市販車のID.4に対して、最小限の改造でラリーに出走できるようにした。

このID.4のオフロードコンセプトは2021年春、メキシコのバハ半島で開催された全米オフロードレース協会(NORRA)の「メキシコ1000レース」に参戦し、完走を果たした。エントリーした全90台のうち、完走したのは64台だった。

これを記念して、ピーターソン自動車博物館の「Building an Electric Future」に、ID.4オフロードコンセプトが期間限定で展示されることになった。「Building an Electric Future」はEVの特別展で、未来のモビリティに関する自動車業界の現在の取り組みを紹介し、世界の自動車メーカーが開発したEVコンセプトカーを展示している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る