JR東日本盛岡支社、JR東日本スタートアップ、電脳交通、奥津軽観光の4者は6月9日、新幹線の予約状況を活用して乗合タクシーを配車する実証実験を8月に実施すると発表した。
3月に山形新幹線米沢駅で実施した実験に続くもので、今回は東北・北海道新幹線の『はやぶさ1号』で奥津軽いまべつ駅(青森県今別町)に降車する旅客の予約状況を基に、電脳交通が乗合タクシーの利用人数を予測して龍飛崎停留場まで最適な配車を行ない、奥津軽観光がタクシー運行を担う。
津軽線の津軽今別駅を介して『はやぶさ1号』に接続する三厩(みんまや)行き臨時普通列車が運行されない日の代替交通のため、実施日は8月1・7~15日としており、現在、国土交通省東北運輸局に道路運送法上の許可申請を行なっている。
料金は1回1人500円(大人・子供同額)で、復路の利用は往路利用者に限られる。予約制ではないため、満席で利用できないこともある。龍飛崎灯台