日産『パスファインダー』新型、ルーツは「テラノ」 6月後半に米国発売

3.5リットルV6に新開発の9速ATの組み合わせ

スリースロットグリルと組み合わされたVモーショングリル

上位グレードに「ProPILOT Assist」

12.3インチのデジタルディスプレイ

日産 パスファインダー 新型
日産 パスファインダー 新型全 19 枚

日産自動車の米国部門は6月9日、新型『パスファインダー』(Nissan Pathfinder)を6月後半、米国市場で発売すると発表した。現地ベース価格は3万3410ドル(約365万円)だ。

写真:日産 パスファインダー 新型

初代パスファインダーは、1986年にデビューした。『テラノ』の北米・中東向け仕様が、パスファインダーを名乗った。新型は5世代目モデルで、米国市場ではミドルクラスのSUVに属する。

日産は2020年5月、2023年度までの4か年計画を発表した。この4か年計画において、今後18か月で12の新型車を投入することを公表している。新型パスファインダーは、この新型車のひとつになる。

3.5リットルV6に新開発の9速ATの組み合わせ

新型のパワートレインには、直噴3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンを搭載する。最大出力は284ps、最大トルクは35.8kgmを発生する。トランスミッションは、新開発の9速ATを組み合わせた。日産 パスファインダー 新型日産 パスファインダー 新型

4WDモデルには、7種類のモードを選択できるドライブ&テレインモードセレクターを備えた新型インテリジェント4WDを搭載する。ダイレクトカップリング式の4WDシステムは、油圧でクラッチを制御することによりパワーを伝達し、トラクションが低いシーンでも4輪の駆動力をしっかりと路面に伝えるという。

走行モードは、ノーマル、スポーツ、エコ、スノー、サンド、マッド/ラット、トーイングから選択できる。モードを切り替えると、ポップアップ通知でメーターに表示される。

スリースロットグリルと組み合わされたVモーショングリル

新型パスファインダーは、力強いフロントマスクを採用した。厚みあるブリスターフェンダーや、短くなったフロントオーバーハングも、力強さを追求するデザインだ。日産 パスファインダー 新型日産 パスファインダー 新型

初代のオマージュとして、スリースロットグリルと組み合わされたVモーショングリルを装備した。C字型のヘッドライトや流れるようなルーフラインなどには、ひと目で日産車とわかるデザインを取り入れているという。

Cピラーには、パスファインダー初となるツートンカラーを採用した。リア部分は、初代を彷彿とさせるスクエア形状のデザインとしている。

上位グレードに「ProPILOT Assist」

上位グレードには、パスファインダー初となる「ProPILOT Assist」を搭載する。ステアリング制御とインテリジェントクルーズコントロールを組み合わせることにより、高速道路において巡行時から渋滞時まで、アクセル、ブレーキ、ステアリングを統合制御して、運転をサポートする。

最上位グレードには、「ProPILOT Assist with Navi-link」を装備した。ナビゲーションの地図情報を活用して、前方のカーブや分岐合流点に合わせて車速を調整するとともに、高速道路の出口での減速も支援する。

全グレードに、「日産セーフティシールド360」を標準装備した。歩行者検知機能を備えたインテリジェント・エマージェンシーブレーキ、ブラインドスポットワーニング、リアクロストラフィックワーニング、レーンデパーチャーワーニング、ハイビームアシストなどから構成される。さらに、インテリジェント前方衝突予測警告、インテリジェントドライバーアラート、リアドアアラートも標準装備した。ブラインドスポットインターベンション、インテリジェントレーンインターベンション、トラフィックサインレコグニションもオプションで選択できる。日産 パスファインダー 新型日産 パスファインダー 新型

12.3インチのデジタルディスプレイ

インテリアには、12.3インチのデジタルディスプレイを新たに採用した。デジタルディスプレイはさまざまな情報を表示することで、ドライバーの運転を支援する。10.8インチサイズのヘッドアップディスプレイも備えている。

インターロッキングデザインのサイドベントとドアフィニッシャーを装備した。電動シフターの採用により、ブリッジ形状のセンターコンソールが可能となり、その下部に収納スペースを設けている。

標準モデルは、乗車定員を8名とした。パスファインダーとして初めて、2列目にキャプテンシートを採用した7名乗りグレードも設定する。脱着可能なセンターコンソールは、工具なしでの取り外しを可能にした、としている。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダの新型「FRスポーツ」開発始動! 特許公開、次期ロードスターかアイコニックSPか?
  2. 三菱自動車、7年ぶり復活『パジェロ』シリーズにHV導入も[新聞ウォッチ]
  3. トヨタ『ルーミー』が10年ぶりの刷新…次期型はハイブリッド化か?
  4. 日産『フェアレディZ NISMO』に改良新型、6速MT追加…GT-R譲りのブレーキも採用
  5. トヨタの軽自動車、『ピクシス エポック』一部改良…スマートアシスト全車標準装備
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  5. トヨタ自動車がARグラス「MiRZA」導入、試作工程のピッキング業務を効率化…東大発のQuarkが開発
ランキングをもっと見る